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記念日に”元カノと行ったことのあるお店”を予約してしまった俺。彼女に本当のことが言えず...

  • 2026.3.21
ハウコレ

交際2年の記念日。彼女を喜ばせたくて、評判の高級フレンチを予約しました。当日、彼女は新しいワンピースを着て、髪もきれいにセットして現れました。

その笑顔を見た瞬間、俺の胸には重い罪悪感がのしかかっていたのです。予約してから気づいてしまった、あることのせいで。

予約した店が「あの場所」だった

予約を入れたのは、ネットで評判が良かったフレンチのお店でした。記念日にふさわしい雰囲気だと思って選んだのです。しかし、予約確認のメールに添付されていた店内の写真を見て、あることに気づきました。

見覚えのある内装、窓際の席。そこは元カノと最後に食事をした場所だったのです。別れ話をしたあの夜のことが、鮮明によみがえってきました。どうして予約するときに気づかなかったのか。自分の迂闊さを本気で後悔しました。

「なんとなく」としか言えなかった

お店の前に立ったとき、決断を迫られました。このまま何も言わずに入るか、それとも正直に話すか。しかし、「ここは元カノと来た店なんだ」とは、とても言えませんでした。記念日にそんなことを伝えれば、彼女を深く傷つけてしまうと思ったからです。

結局、口から出たのは「違う店にしよう」という言葉でした。

彼女が「え?どうして?」と聞いても、「なんとなく」としか答えられません。自分でも情けないと思いながら、それ以上何も言えませんでした。

彼女の戸惑った表情が、忘れられません。

ファミレスで関係ない話をしながら

向かったのは近くのファミレスでした。正装した彼女が明らかに場違いに見えて、申し訳なさでいっぱいになりました。気まずさをごまかすように、関係のない話題を振り続けましたが、彼女の反応はどこか上の空でした。

「ごめん」と言えばよかった。本当のことを話せばよかった。そう思いながらも、どうしても言葉にする勇気が出ませんでした。

帰りの車の中で、彼女が涙を流しているのに気づいたとき、自分は間違った選択をしたのだと痛感しました。

そして...

その後、数日間悩み続けました。このまま黙っていれば、彼女の中で不信感は膨らむばかりです。でも、本当のことを言えば傷つけてしまう。どちらを選んでも彼女を傷つけるのではないかと迷いました。

それでも、嘘をつき続けるよりは正直に話すべきだと思い、すべてを打ち明けました。彼女は驚いた表情を浮かべましたが、最後まで話を聞いたあと、「話してくれてよかった」と言ってくれました。

その言葉を聞いたとき、ようやく気づきました。「本当のことを言わない優しさ」は、優しさではなかったのだと。

自分の不器用さが彼女を傷つけた事実は変えられません。それでも、これからはどんなことでも正直に伝えようと心に決めました。あの記念日は苦い思い出になりましたが、私たちにとって大切な学びの時間でもあったのだと思います。

(20代男性・会社員)

本記事は、読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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