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8回のデートを重ねるも『交際お断り』の連絡が…→原因となった、37歳女性が抱える“たった1つの大きな壁”とは?

  • 2026.7.30
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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

こんにちは!婚活カウンセラーのでぃんでぃんです。

婚活において「理想の条件」と「実際の居心地の良さ」のギャップに悩む人は少なくありません。

高い交際率を誇りながらも、お相手の容姿へのこだわりから挫折を繰り返していた37歳女性。

度重なる失恋を乗り越え、彼女が「条件の追求」から「自分らしくいられる関係性」へと視点を変え、成婚に至ったケースをご紹介します。

交際率80%の女性が抱えていた、たった一つの「壁」

彼女は37歳。アイドルと野球観戦が大好きで、推し活を全力で楽しむ女性でした。好きなことには一直線。明るくて愛嬌があり、誰とでも笑って話せるタイプです。

交際率がとにかく80%と高く、男性からは「性格が良い」「一緒にいて楽」と言われることが多い。活動中、彼女のマイナスなフィードバックはありません。メイク講座に通い、ファッションも学び、「どうしたらもっと可愛くなれるか知りたいんです。教えてくれる講師はいませんか」と自分から聞いてくる努力家でした。

ただ一つ、彼女には大きな壁がありました。特に容姿へのこだわりが強いことです。プロフィールを見ると、どうしても整った顔立ちに目がいってしまう。自分でもそれを分かっていながら、「分かってるんですけど……」と、こちらも苦笑い。

人気男性への決死のアプローチと、突きつけられた現実

それでも彼女は、待つ婚活はしませんでした。

相談所では珍しく、自分から2人の男性に真剣交際を申し込みました。どちらも人気のある男性で、条件も申し分ない相手でした。

デートも8回と重ね、彼女なりに歩み寄ったうえでの告白。それでも結果は、2人ともお断り。「いい人なんだけど、気持ちが高まらない。決め手に欠ける」と告げられました。

2回目に振られた日、面談に来た彼女は、報告を終えると、しばらく黙り、目には涙が溜まっていました。私も胸が締めつけられる思いでした。

「ここで終わったら中途半端」折れない心とたくましい背中

長い沈黙のあと、彼女はぽつりと口を開きました。

「私は這ってでも頑張ります」
「ここで終わったら、今までの全部が中途半端になっちゃうから」

あの日のその言葉が、彼女の覚悟を一番よく表していたと思います。深く落ち込みながらも、「やめる」という選択だけはしなかった。

彼女は落ち込むけれど立ち上がりが早い人でした。数日たつとまた前を向き、「次はどこを直しますか?」と面談に来る。その背中は、何度見てもたくましかったです。

転機となった男性――自分の“好き”に寄り添ってくれる存在

転機になったのは、プロフィールだけ見れば「普通」の男性でした。

年収も平均的、彼女好みの顔立ちでもありません。それでも彼は、彼女の「好きなもの」に真っすぐ興味を向けてくれる人でした。

彼女がアイドル好きだと話すと、「よかったら、一緒にコンサートに行ってみたいです」と言ってくれました。曲も知らないのに、事前に動画で予習し、当日はペンライトを振りながら隣で一緒に歌ってくれました。

もう一つの趣味である野球観戦にも付き合い、一生懸命声を出して応援してくれました。スタンドで肩を並べて試合を見ているとき、ふと彼女は気づいたそうです。

「あ、私、この人といるときの自分が一番好きだな。私も同じようにしてあげたら喜んでくれるかな。」

「この人といるときの自分が一番好き」理想を超えた先の本当のご縁

成婚が決まった日、2人は肩を組んで満面の笑顔で写真を撮ってくれました。その1枚には、3年間の涙と迷いを乗り越えた笑顔が写っていました。 成婚アンケートには、びっしりと後輩たちへのメッセージが書かれていました。

「落ち込んでも大丈夫。ちゃんと立ち上がれば、必ずご縁は来ます」
「理想を下げるんじゃなくて、一緒に笑える人に目を向けてみてください」

彼女は、何度心が折れそうになっても歩みを止めることはありませんでした。その粘り強さがあったからこそ、最後に「自分の“好き”に全力で付き合ってくれる人」と肩を組み、心から笑える未来にたどり着けたのだと思います。

「妥協」ではなく「評価軸の転換」——婚活の迷路を抜ける決定打

多くの人が婚活で陥りがちなのが、「理想の条件を妥協するか、それとも譲らないか」という二者択一の議論です。

しかし、彼女の事例が教えてくれるのは、「妥協(条件を下げること)」ではなく「評価軸(物差し)そのものを切り替えること」の大切さです。婚活において本当に探すべきなのは、「スペックや容姿が完璧なパートナー」ではありません。「その人の前で、一番自分らしく笑顔でいられる場所」です。

行き詰まったときは、ぜひ一度自分に問いかけてみてください。「私は今、お相手のプロフィールを見ているだろうか。それとも、その人と一緒にいる時の『自分の顔』を見ているだろうか」

その視点こそが、本当に納得のいくご縁を引き寄せる「答え」なのかもしれません。


執筆:でぃんでぃん

大手結婚相談所で14年間活動する現役婚活カウンセラー。

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