1. トップ
  2. 日陰でもガーデニングを諦めない!植物を育てる大事な【日照条件】早わかりガイド

日陰でもガーデニングを諦めない!植物を育てる大事な【日照条件】早わかりガイド

  • 2026.2.18

日陰でもガーデニングを諦めない!植物を育てる大事な【日照条件】早わかりガイド

植物が育つために必要なのは、水・空気・適切な温度・養分と「光」です。光がないと、植物は光合成によってエネルギーがつくれません。植物ごとに必要な光の強さは異なるため、ふさわしい明るさで育てて花をたくさん咲かせ、植物を生き生きと育てましょう。

日照時間によって育てられる植物を選ぼう

植物は根から吸い上げた水を光で分解し、デンプンをつくってエネルギーとしています。そのため一般に植物の成長には、野菜や草花なら1日6時間以上の直射日光が、観葉植物でも1日3~4時間の直射日光やレースのカーテン越しの光が必要とされます。

同じ野菜でも、トマトやキュウリのような果菜はレタスのような葉菜に比べて、多くの日照が必要です。ヒマワリや多肉植物なども、ギボウシや観葉植物やシダなどに比べると日なたを好みます。店頭に並ぶ植物のラベルや園芸書、ネットの通販サイトには、植物ごとに適した日照条件が書いてあるので確認しましょう。

また、同じ日照でも、光合成が活発に行われる午前中の光はとくに大切です。逆に午後の西日や夏の強光線は、葉焼けなどを起こしやすいため、遮光が必要になることもあります。西向きのベランダや北向きの庭など、自宅の環境によって育てやすい植物をセレクトしましょう。

日陰だからといって諦めないで

自宅の環境によって育てやすかったり育てにくい植物があるのは事実ですが、「うちの庭は日陰だから」といって植物が全く育てられないということはありません。日照条件は、日なた・半日陰・明るい日陰・日陰に分類されます。まず自分の庭やベランダがどの条件か確認してください。

日なた:直射日光が1日6時間以上当たる場所
半日陰:日中2~3時間は直射日光が当たる場所
明るい日陰:直射日光は当たらないけれど、周囲が開けて明るかったり壁の反射光や木漏れ日が当たる場所
日陰:上記に当てはまらない場所ですが、植物を育てるためのさまざまな工夫を次に紹介します。

半日陰~明るい日陰では、バラでも耐陰性の高い品種(マダム・アルフレッド・キャリエールやラレーヌ・ビクトリアなど)を選べば育てられます。ほかにも、インパチエンスやベゴニア・センパフローレンス、ビオラやアネモネ、トレニアやペンタスなど、育つものは多いです。

日当たりの悪い庭やベランダでの工夫

家の北側にある庭やベランダでも、太陽が高い位置を通る時期には昼のわずかな時間でも直射日光が当たります。また、朝や夕方の陽が東や西から回り込んで当たることもあります。季節による日照の変化を観察すると、意外に日照が確保されているかもしれません。

また、日当たりの悪い庭では風通しや水はけの悪さが、日照不足以上に植物のご機嫌を損ねている可能性があります。木立が茂った日陰では、日照も風通しも悪いので、植物が軟弱に育ちやすく病害虫の被害も目立ちます。木立は適切に剪定して、光や風が抜けやすくしましょう。

また、日当たりが悪くてぬかるみやすい粘土質の庭には、腐葉土や堆肥を入れて水はけをよくします。側溝を設けて排水性を確保したり、水はけのよいレイズドベッド(立ち上がり花壇)を作ると、日当たりは多少悪くても、植物は育ちやすくなります。

植物の耐陰性を見極めてふさわしい場所で

おもに室内で栽培する観葉植物も実際には日光が大好きで、1週間ほどかけて徐々に光に慣れさせて屋外で栽培すると、みるみる元気になってよく育つことがあります。それらは単に暗い所でも耐えられる耐陰性に優れているだけなのです。

室内に飾ることが多い盆栽も、室内に置くのは3~4日までで日ごろは日当たりで栽培。冬は室内に取り込む多肉植物も、直射光がよく差し込む窓辺で育てます。このように室内で育てる植物や夏の暑さを避ける室内栽培には近年、LEDライトによる補光が提案されています。

ただし、植物は昼夜時間の長さによって花芽を形成する時期が変わります。日が短くなることで花芽をつける短日植物(アサガオ、キク、コスモスなど)と、日が長くなることで花芽をつける長日植物(ペチュニア、ナノハナ、スミレなど)があることも覚えておきましょう。

元記事で読む
の記事をもっとみる