1. トップ
  2. バラ初心者でも安心!剪定時期と育て方のコツをわかりやすく解説【冬版】ガーデニング

バラ初心者でも安心!剪定時期と育て方のコツをわかりやすく解説【冬版】ガーデニング

  • 2026.2.28

バラ初心者でも安心!剪定時期と育て方のコツをわかりやすく解説【冬版】ガーデニング

関東以西では2月も中旬を過ぎると日が長くなり、急に暖かい日が訪れたりします。本格的な春はまだ先ですが、地中深くでは植物の根が動きだそうとしています。この時期は5月のバラのシーズンに向けて剪定の作業を行う時期。適期に作業して春を待ちましょう。

Q 剪定とはどんな作業、なぜ必要なの?

A 剪定とは枯れ枝や不要になった枝を切ってバラの姿を適切な高さに整えることを指します。2月に行う『冬の剪定』はバラ栽培の中でも最も重要な作業の一つとされています。

バラは枝を切ると切り口の下の部分から新しい元気な芽が出て、それが伸びて新しい枝になり、新しい枝にはよい花が付きます。
これが剪定の目的で、古い枝から新しい枝に更新してバラを若返らせ、きれいな花を咲かせるために行うわけです。

また、古枝や病気になった枝を切りとると、混み合っていた枝がすっきりとし株の内側にも光が届くようになります。
こうすることで蒸れが引き起こすバラの病気や害虫の被害も少なくなり、バラが健康に育つようになるのです。

さらに、剪定をしないままのバラは高く伸びて、せっかくの花が人の目線よりかなり上のほうで咲くという残念な事態になってしまうことも多いもの。

咲いてほしい高さに花を咲かせるためにも、枝を切る剪定が必要なのです。

Q 基本的な冬剪定のやり方を教えてください

A 剪定の基本は木立ち性(ブッシュ)のバラで覚えるとよいでしょう。

ハイブリッドティー(HT)やフロリバンダ(FL)、イングリッシュローズのようなシュラブタイプでも株が自立してまとまるタイプには基本の剪定を行います。

まず枯れ込んだ枝、病害虫の被害にあった枝、マッチ棒のように細すぎる枝や短い枝、古くなって花が付かない枝があれば切りとります。
枝が混み合っていて、株の内側に向かって伸びている枝(ふところ枝)も切り落とします。

枝の整理が終わったら、残した全ての枝にハサミを入れます。
木立ち性なら以前の1/2~1/3くらいの高さになるように切り詰めてください。

基本的には剪定が深めだと枝数は少なくなり、花数も少なめで大きな花が咲きます。
剪定が浅めだと枝が多く残るので、小ぶりでもたくさんの花が咲きます。

大輪のHTは堂々と咲かせたいので深めに、たくさんの花をにぎやかに群れ咲かせたいFLやシュラブは浅めに切るのが基本ですが、品種の特徴や自分の好みで加減してみてください。

Q どこにハサミを入れるか自信がありません

A バラの枝をよく見ると、横に筋が入っているのがわかりますか?

2月中~下旬になるとこの筋が赤っぽくなったり、少しふくらんでいるものもあるでしょう。

ここが芽の出る位置なので、このふくらみや筋の上5~6㎜の所にハサミを入れるようにします。

もし位置の見分けがつかないようなら、1週間~10日ほど待って芽がぷくっとふくらみだしたら切っても大丈夫です。
ただし、できれば関東標準で3月上旬には切り終えたいものです。

また、枝の外側についている芽を外芽、内側は内芽と呼びますが、枝はこの芽の方向に伸びます。

外芽の上で切ると枝は外側に出るので株の形がよくなり、反対に内芽の上で切ると枝は株の内側に伸びだすため、株の中心が混み合って蒸れる原因にもなります。
ただし、内側に枝を出すと樹形がよくなると判断した場合は内芽で切っても問題はありません。

自分のバラの株姿をじっくりと見て、どう芽が出て枝が伸びるかをイメージしてから切ることが大切です。

※2025年2月15日に配信した記事を再編集しています。

元記事で読む
の記事をもっとみる