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初めての洋ラン栽培!意外と育てやすいおすすめ[5選]【ガーデニング】

  • 2026.2.5

初めての洋ラン栽培!意外と育てやすいおすすめ[5選]【ガーデニング】

洋ランは栽培が難しくて上級者向きと思っていませんか? じつは温室がなくても、冬の室内ならとても気軽に栽培できます。冬も華やかに咲き甘い香りを漂わせる、丈夫で育てやすい冬咲きの洋ランを楽しんでみましょう。

暖房のない縁側で育てられる洋ランも

洋ランは温室で栽培するものだと思われがちですが、最低気温が0℃以上あれば戸外で育つものもあります。実際に、1月末に訪れた東京の花市場では正門脇にシンビジウムがコンテナで咲いていました。シンビジウムは3℃以上、デンドロビウムは0℃以上あれば冬越しできるそうです。

なので、夜間は暖房を切るリビングや日中も暖房を入れない廊下や縁側でも、洋ランは咲かせられます。ちなみに洋ランというのは欧米で品種改良されたランで、日本や中国原産のランは東洋ランといいます。東洋ランはもちろん戸外で越冬して、より育てやすいものです。

今回ご紹介する5種類の洋ランのなかで、もっとも高温を必要とするのはファレノプシス(コチョウラン)で最低温度が15℃以上、生育適温が25℃です。が、
カトレア:12℃以上(適温25℃)、
パフィオペディルム:7℃以上(適温25℃)、
シンビジウム:3℃以上(適温15~20℃)、
デンドロビウム:0℃以上(15~20℃)
となれば、「わが家でも育てられそう!」と思うでしょう。
ただし、暖房で暖かすぎるのは要注意です。

洋ランは意外に暗さに強く、過湿が苦手

洋ランの原種は熱帯や亜熱帯の森林で、地面ではなく樹木に着生しているものが主流です。木漏れ日程度の明るさで、雨はよく降ってもすぐに乾くような場所。こうした環境を好むと覚えておきましょう。

なかでも、明るい環境を好むのがデンドロビウムやカトレアやファレノプシス。これらは窓辺の明るい場所で育てます。シンビジウムやパフィオペディルムは少し窓から離れたテーブル上などでもOK。花後、夏に戸外へ出すときは、50%ほどの遮光が必要です。

熱帯雨林でも樹上で育つランは、じめじめした過湿は苦手です。たっぷり水やりしたら鉢内が乾くまで水やりしません。鉢ごと持ち上げて軽くなったことを確認したり、鉢の表面が乾いてからさらに1日経って与えることで、根腐れを防ぎましょう。とくに冬は水の量も控えめにします。

シンビジウム、パフィオペディルム、デンドロビウムは冬に肥料を与えません。あまり手間をかけなくても、適度な温度と明るさ、過湿に気をつければ、洋ランはご機嫌に咲いてくれます。価格は少しお高めですが、長いものは2~3カ月ほども咲き続け、翌年以降も咲かせるようにトライしてみませんか。

ゴージャスで育てやすい洋ラン5選

コサージュでおなじみの花【カトレア】

開花期:春・初夏・秋・冬咲きの品種がある
草丈:20~50㎝

お祝い事などの際に胸元を飾るコサージュでおなじみの花です。かつては贈答用の大輪系に人気がありましたが、近年は家庭で楽しみやすい中小型品種が多く出回っています。カラフルな花色の品種が豊富。セパルと呼ぶ上萼片やペタルという花弁に対し、リップ(唇弁)の色の対比が魅力です。

東洋ラン由来のゴージャスな花【シンビジウム】

開花期:12~4月
草丈:30~80㎝

ぷっくり丸みを帯びる花がいくつも連なりゴージャスな雰囲気があります。しかも、日本にも自生するシュンランから改良された洋ランなので、寒さに強くて育てやすい。株の根元にバルブという水や養分のタンクがあるため、水やりは乾かし気味でOK! 花茎は通常、アーチ状に伸びます。

ユニークな花が人気上昇中【パフィオペディラム】

開花期:12~6月(品種による)
草丈:20~50㎝

リップ(唇弁)の一部がぷっくり膨らむユニークな花姿、全体に艶があります。流通量は多くないものの、近年人気を集めている洋ランです。強光は苦手なので、冬は窓辺から離れたテーブル上などで、夏は遮光して育てます。水も比較的好むので、鉢内が湿っていても大丈夫です。

節のある茎に花いっぱい【デンドロビウム】

開花期:2~5月
草丈:30~60㎝

デンドロビウムとは日本にも自生するセッコクの学名。1000種以上ある原種のなかからノビル系など、いくつかの系統ごとに豊富な園芸品種が流通します。竹のような節のある茎が特徴で、その先端から伸ばす花茎に溢れるほどの花を咲かせます。手ごろな価格で人気の切り花デンファレはこの仲間。切り花は花茎の部分だけが流通します。

手ごろなミディタイプが登場!【ファレノプシス(コチョウラン)】

開花期:おもに5~6月(流通は年中)
草丈:30~100㎝

蝶が羽を広げたような華やかな花は色や模様が多彩で、2~3カ月も楽しめるので贈答用にも人気です。水分や養分をたくわえる大きな肉厚の葉が、たくさんあるほど花がよく咲きます。近年は花径5~9㎝ほどの小型タイプが登場。テーブル上などでも育てやすくなっています。

2月はラン展なども多く催される時期なので、多彩な品種からお好みの洋ランを見つけて、ぜひトライしてみませんか。

※2025年2月5日に配信した記事を再編集しています。

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