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つるバラ剪定と誘引のコツ!バレンタインデーまでに済ませたい基本手順【ガーデニング】

  • 2026.2.7

つるバラ剪定と誘引のコツ!バレンタインデーまでに済ませたい基本手順【ガーデニング】

2月はバラの剪定の適期ですが、つるバラはそれより数週間早く行うのがよいとされています。5月に圧巻のつるバラのアーチやフェンスを見たいなら、2月中旬までには作業を終わらせように頑張りましょう。

つるバラの誘引はバレンタインデーまでに

庭に株バラとつるバラの両方がある場合、冬の剪定作業はつるバラのほうを先に行うのが原則です。
1~2月はバラが完全に休眠している時期のため、枝を切っても株へのダメージが少ないのですが、2月中旬を過ぎると地中の根が目覚めて樹液が枝に上がり始めます。

気温も次第に上がりだし、その年の天候にもよりますが、バラの芽はぷっくりとふくらんだり、早い時には芽が動き出してしまいます。

つるバラは剪定の後に枝をアーチなどの構造物に這わせる誘引作業が必要ですが、芽がふくらんでしまうと、作業中に大切な芽を傷めたり欠いたりしてしまうことも多くなります。

そういう理由で、つるバラは芽が動く前の2月中旬、つまりバレンタインデーまでに誘引を終わらせることが勧められているわけです。

また、樹液が動き始めると枝がポキッと折れたり、曲げた部分から裂けることも起こりやすくなり、これは枝を大事にしたいつるバラにとっては致命的なことです。
株バラの冬剪定は多少ずれ込んでも許容範囲ですが、つるバラは期日を考えて作業を行ってください。

なお、上記は東京近郊の作業時期であり、寒冷地になるほど2月下旬~3月上旬へと時期をずらして行うようにします。

切る枝と残す枝を見極める

まずつるバラをしばっていた麻ひもやビニタイを全部はずし、不要な枝を整理する剪定を行います。
完全に枯れている枝や、四季咲き・返り咲き性の場合は鉛筆以下の細い枝を付け根から切り落とし、よい枝を残しましょう。

よい枝とは昨年に伸びたシュート(新枝)や、3年以内の太くて表面につやがあり、軽くしなるような弾力性のある枝を指します。

四季咲き性のつるバラでは、4年5年と花を咲かせた古くごつごつした枝は役目が終わっていることがほとんどで、残してもよい花を多く付けることはありません。
その枝が出ている付け根の部分からのこぎりで切り落とします。

ただし、オールドローズの場合は古い枝、細い枝からでも芽吹くことがあるため、枝数が少ない場合はそうした枝を残してもよいでしょう。

残す枝が決まったら、アーチやフェンス、オベリスクなどの構造物に這わせる誘引作業に入ります。
枝がしなって身体に当たることがあるので、帽子やトゲを通さない園芸用の皮手袋をつけることをおすすめします。

枝をなるべく倒すのが誘引のポイント

残した枝を、構造物にまんべんなく這わせるイメージを持つことが誘引のポイントです。一番元気なよい枝を、一番目立つところに這わせるように位置を決めましょう。

枝は下から上に、そして芽がたくさんつくようになるべく水平に倒しながら這わせていきます。
枝の流れを決めたら数か所をビニタイなどでしっかりと留めつけます。
初心者の方は枝を倒すのが怖いかもしれませんが、その場合は30度くらいの角度で斜め上に這わせます。

枝は構造物にピタッと止めるのが基本で、すっきりと見えます。
誘引に慣れてきたら、あえてふんわりと誘引したり、大型のパーゴラの上部から枝先を垂らしたり、オベリスクの飾りを見せたりと、いろいろ工夫するのも楽しいものです。

今まで写真やバラ園などで見てきた素敵なシーンを思い出しながら行いましょう。
ポイントは構造物の大きさとつるバラの枝数のバランスが合っていることで、枝が多すぎると開花時にごちゃごちゃして美しく見えません。

枝と枝の上下の間隔は大輪バラであれば20㎝、中小輪であればそれより狭くし、元気な枝が重ならないようにします。

枝を這わせ終わったら全体のバランスを確認し、構造物からはみ出た部分や使わなかった枝を切り落とします。
這わせた枝も枝先を20~30㎝切り詰めて誘引は完了です。

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