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弟にお金をかけるため、姉の大学進学を拒んで無理やり就職の道へ進ませた母【弟優先実母】

  • 2026.2.17

恋人ケイスケさんと暮らすマサミさんは、ある日弟カズキさんからの電話で、母親への仕送り額を少し増やして欲しいと言われました。カズキさんは自分の息子を塾に行かせることにしましたが、母親に塾代の援助を申し出たものの、母親の生活費を圧迫することを気の毒に思い、姉であるマサミさんからの仕送り額を増やせば母親も喜ぶし、予定通り塾代を母親に支払ってもらえるからという身勝手極まりない理由を当然のように述べ、一方的に電話を切ってしまいました。当然、話を聞いたケイスケさんは混乱します。ところがマサミさんは幼少期から弟を支えるために自分の人生があると母親から言われて育っており、これは彼女にとって当たり前のことでした。思い返せば、マサミさんは幼い頃から「お姉ちゃんでしょ」と我慢させられてばかり。中学生の頃も、吹奏楽部に入りたいというマサミさんの希望を「カズキが中学受験するから無理」とバッサリ。マサミさんは次第に、カズキさんの希望を叶えるために自分の気持ちを押さえつけるようになっていったのでした。

叶うことなら大学へ進学したかった

ママ広場

カズキの希望を叶えるため、私は母に言われるがまま、お金のかからない公立中学校に進学し、合唱部に入りました。一方でカズキは、私立中学へ進み、希望通りのサッカー部へ入部。もちろん学校生活が始まってからも、母はカズキばかりを優先していました。

その後も私は、母の要望に従って商業高校へ進学。気の合う友達もできて、学校生活はとても充実していたけれど、母が相変わらずカズキを優先する姿に、心の奥では不満を抱えていました。高校1年の秋頃、進路を検討する三者面談が行われました。担任の先生は私の成績を見て「大学進学も視野に入れていいと思う」と言ってくれました。

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しかし、母は「ありがとうございます、でも娘には就職してほしいと考えていまして・・・優秀であれば良い就職先を紹介していただけますよね?」と言いました。勉強が好きだった私は、叶うことなら大学に進学したいと思っています。けれど、高校以上にお金のかかる大学への進学を母が許すはずありません。

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すると担任の先生が「それはもちろんですが、マサミさんの意見は?進学希望だとお聞きしているのですが・・・」と、私に目を向けました。しかし母は「まぁ!それは間違いです!娘は就職を希望しているんですよ」と言い切るばかり。その様子を見て、先生は私に視線を移し、「・・・マサミさんの気持ちはどう?」と優しく声をかけてくれました。

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私は意を決して、自分の気持ちを伝えようと口を開きました。しかし言いかけた瞬間、「マサミ?お母さんはあなたのことを考えて話しているのよ?うちの家計のことも考えてちょうだい」と母の冷たい声に遮られてしまいました。

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やっぱり母には逆らえない。そう悟った私は「・・・就職でいいです」と小さくつぶやきました。先生は不安そうな表情を浮かべていましたが、私自身がそう口にした以上、これ以上踏み込むことはできなかったのでしょう。その後、私は大手企業への就職が決まりました。母は「凄いわね!大手を紹介してもらえるなんて嬉しいわ!」と上機嫌。「ねっ!お母さんの言った通りにすればいいのよ!」と満足そうに言われ、私は複雑な思いを抱えたまま「・・・うん」と返事をしました。

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「あなたのお給料があれば家計も少し楽になるわ~お小遣いはちゃんと渡すからね!」そう言われ、私は「え?」と目を見開きます。母は戸惑う私の肩にポンと手を置くと、「カズキにお金がかかるんだもの、弟を支えるのがあなたの役目よ」と笑顔で言いました。就職して自立できる年齢になっても、私に自由はない・・・そう悟りました。

家庭の経済状況によって、大学進学を諦めざるを得ないケースがあるのは理解できます。しかしマサミさんの場合は、弟のカズキさんにお金をかけたいというあまりにも身勝手な理由。未来のある若者に、弟の進学費用を背負わせるなんて、呆れてしまいます。

※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:みつけまま
2020年生まれ長男・2023年生まれ次男を育児中のワーママです。
育児の記録のため、絵日記をゆるゆると描いています。

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