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揚げない大学芋&絶品スイートポテトレシピ♪栄養士直伝「さつまいも」の失敗しないおやつレシピ3選

  • 2026.1.4

「大学芋」の名前の由来と、おすすめ品種

ホクホク感としっとり感のバランスが大事
ホクホク感としっとり感のバランスが大事

さつまいもの定番おやつ「大学芋」。そのユニークなネーミングは、大正から昭和にかけて学生街で好まれたことに由来すると言われています(諸説あり)。

現在、日本で栽培されているさつまいもは約60品種ありますが、大学芋におすすめなのは、ホクホク感が強めの「紅あずま」「なると金時」や、ホクホク感としっとり感のバランスが良い「シルクスイート」などです。

今回は、乱切りにして油で揚げる…という手間を省き、「油で揚げない」「フライパン一つで作れる」簡単レシピをご紹介します。

油で揚げない! ワンパン「大学芋」

コールドスタートが成功の鍵
コールドスタートが成功の鍵

<材料>

さつまいも:中1本(約200g)砂糖:大さじ4(36g)サラダ油:大さじ2(24g)黒ゴマ:お好みで

<作り方>

切る・さらす: さつまいもを皮付きのまま乱切りにし、水に5分程度さらします。これはアク抜きと表面のでんぷんを洗い流すためです。その後、水気をしっかり拭き取ります。

入れる(火はまだ!): フライパンにサラダ油、砂糖、さつまいもを入れ、ゴムベラなどで混ぜてなじませ、重ならないよう並べます。この段階では、まだ火をつけません(コールドスタート)。

蒸し焼き: フタをして中火にかけ、フタをしたまま10分程度放置します。途中で開けると油ハネの原因になるので我慢です。

裏返す: パチパチという音が静かになったらフタをとり、芋を1個ずつ裏返し、さらに5分程度焼きます。きれいな焼き色を平均的につけるポイントです。

仕上げ: 竹串がスッと入ればOK。バットに取り出し、粗熱がとれたら食べごろです。

作りたては砂糖蜜がサラサラしていますが、冷めるにつれて大学芋らしい飴感が出てきます。翌日になると蜜はゆるくなりますが、しっとりした食感になり、また違った味わいが楽しめますよ。

甘さ爆発! オーブンで「焼き芋」

じっくり焼くことで糖度がアップ
じっくり焼くことで糖度がアップ

焼き芋におすすめなのは、ねっとり系の「安納芋」「紅はるか」。それだけで天然のスイートポテトのような濃厚な甘さとクリーミーな味わいになります。

しっとり系の「シルクスイート」なら滑らかな口当たりに、ホクホク系の「なると金時」ならどっしりした食べ応えになります。

<作り方>

包む: 水洗いした芋を「濡らしたキッチンペーパー」でくるみ、さらに「アルミホイル」ですき間なく包みます。

焼く: 予熱なしのオーブンで160度×90分焼き、そのままオーブン内に40~60分放置して余熱調理します。

【なぜ甘くなる?】

さつまいもは、温度をゆっくり上げながら長時間加熱することで、芋の中にある酵素(β-アミラーゼ)が働き、でんぷんが糖に変わって甘みがアップします。

電子レンジでの時短調理も可能ですが、温度上昇が急激だと糖が生成されにくく、甘みが少ない仕上がりになりがち。時間はかかりますが、オーブンやトースターでじっくり焼くのが一番の近道です。

焼き芋からの味変「スイートポテト」

焼き芋を使うから砂糖控えめでOK
焼き芋を使うから砂糖控えめでOK

<材料>

焼き芋(中身):200g砂糖:大さじ2(好みで調整)有塩バター:大さじ1牛乳:大さじ2卵黄:1個分

<作り方>

つぶす: 焼き芋が熱いうちに皮をむき、フォークやマッシャーで手早くつぶします。(裏ごしするとより滑らかになります)

練る: 砂糖、バター、牛乳、卵黄(ツヤ出し用に大さじ1残す)を加えて練ります。香り付けにラム酒などを加えても◎。

焼く: 成形して表面に卵黄を塗り、トースターで焼き色がつくまで焼けば完成!

「冷やして食べる」とダイエット効果も?

最後に、お正月太りが気になるこれからの時期に嬉しい情報を。

さつまいもは加熱後に冷やすと、でんぷんの一部が「レジスタントスターチ(難消化性でんぷん)」に変化します。

その名の通り消化されにくいため、大腸まで届いて善玉菌のエサとなり、食物繊維と同じように腸内環境を整えたり、血糖値の上昇を抑えたりする働きが期待されています。

あえて冷蔵庫で冷やした「冷やし焼き芋」や「冷やし大学芋」にするのも、賢い食べ方と言えそうです。

(野村ゆき)

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