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【フランス人の星付きシェフに教わった】合言葉は300g!余り野菜をきっちり使い切る「野菜スープ」作ろう

  • 2025.12.10

元フレンチの料理人で、現在は料理家として活躍するさくらさん。レストラン勤務時代、フランス人シェフから教わったのが、この「余り野菜のお野菜スープ」なのだとか。冷蔵庫に残った野菜を活用し、まかない料理として頻繁に作っていたそうです。これが余り野菜とは思えないほどおいしい!と、自身のYouTube『食事処さくら』で紹介していましたよ。ポタージュにするので、野菜の甘味が際立ちそう。残っている野菜を探して、作ってみます♪


YouTube『食事処さくらの料理教室』は料理家さくらさんのチャンネル

余り野菜を活用出来るレシピを見つけたのは、YouTubeの料理系チャンネル『食事処さくらの料理教室』。チャンネル登録者数は、90.7万人で、フレンチの料理人から家庭料理を伝える料理家に転身した、さくらさんが運営しています。

「毎日の料理を、人生の愉しみに」をテーマに、わかりやすい料理動画で、おいしいレシピを紹介していますよ。

今回作ってみる「余り野菜のお野菜スープ」は、さくらさんがレストラン勤務時代に、フランス人シェフから教わったレシピとのこと。冷蔵庫に残っている野菜を活用して、まかない料理として週に一度は作っていたそうです。

余った野菜で作ったとは思えない絶品スープになると紹介していたので、中途半端に残っている野菜が活躍しそう♪

野菜の種類を問わずに作れる♪「余り野菜のお野菜スープ」を作ってみた!

動画では、白菜200gと玉ねぎ100gの2種類で作っていました。けれど、余っている野菜300gに変えても作れるとのこと。そこで今回は、キャベツ、ほうれん草、玉ねぎ、じゃがいもの4種類を合わせて300gで作ってみます。



【材料】(2人分)
白菜…200g
玉ねぎ…100g ※他の野菜を合わせて300gでも可
水…400ml~500ml
酒…大さじ2
サラダ油…大さじ1
牛乳または豆乳…50~100ml ※今回は牛乳50mlを使用

【作り方】
1. 野菜を細かく切ります。



後でブレンダーなどを使って攪拌するため、野菜は小さめに切るのがおすすめです。

ポタージュに仕上げるため、ハンディブレンダーやぶんぶんチョッパーが必要ですが、ない場合は、くったりと野菜を加熱し、フォークで潰しても作れるそうですよ。

2. 鍋に野菜を入れ、水、油、酒を注ぎます。中火で沸騰させたらフタをして、弱火で15分蒸し煮にします。



玉ねぎを使う場合は、一番下に入れるのがポイント。加熱した時に甘味が出るそうです。酒を加えると、野菜の青臭さが抑えられるのだとか。

ブレンダーやぶんぶんチョッパーを使う場合は、水を400ml。フォークで野菜を潰して作る場合は、野菜を蒸し煮にする時間を延ばすので、水を500mlを加えてくださいね。



沸騰したら弱火にし、フタをして15分蒸し煮にしました。蒸し煮で野菜の甘味と旨味を引き出します。フォークで潰す場合は、20分蒸し煮にしてくださいね。

3. 火を止めて、ハンディブレンダーでなめらかになるまで攪拌します。



15分蒸し煮にした状態が、こちら。じゃがいもに竹串を刺して確認してみると、中までやわらかくなっていました。そして、思っていたよりも、水分が残っています。



ハンディブレンダーで1分ほど攪拌すると、ほうれん草のおかげで、きれいな緑色に。

ちなみに、ぶんぶんチョッパーを使う場合は、粗熱を取ってから、具だけを器具に入れて攪拌するとのこと。また、フォークを使って潰す場合は、野菜が細かくなるまで潰します。


4. 牛乳または豆乳を加え、弱火で混ぜながら加熱し、もったりしてきたら火を止めて塩とチキンコンソメ(共に分量外)で味を調えます。



動画で作っていた白菜と玉ねぎのスープは、攪拌した段階で、もっとドロッとしているように見えましたが…。キャベツ、ほうれん草、玉ねぎ、じゃがいもで作った今回のスープは、さらっとした状態です。



使う野菜によってスープの水分量は異なるので、もったりとしたポタージュ状になるよう、牛乳または豆乳を50~100ml加えるとのこと。

今回はスープがさらさらだったので、牛乳を50mlだけ加え、味見して塩を小さじ1/3、チキンコンソメ(固形)を1/2個加えて、よく混ぜました。スープをお皿に盛り付けたら、完成です♪

野菜の自然な甘味が広がる!作っておくと手軽に野菜を補える♪



料理家のさくらさんが紹介していた「余り野菜のお野菜スープ」が、完成。今回はほうれん草を使ったので、きれいなひすい色に仕上がりましたよ。

スプーンですくってみると、じゃがいもも加えているので、少しだけとろみが付いています。飲んでみると、ほうれん草の味わいが一番強く、牛乳とじゃがいものまろやかさがベースになっている、やさしい味わいです。

使う野菜にもよりますが、野菜を蒸し煮にしただけだと深いコクは出ないので、チキンコンソメは必須のように感じました。でも、野菜のおいしさが引き出されているので、それほど多く加えなくても、味は決まるかなと思います。

動画で作っていた、白菜と玉ねぎの「余り野菜のお野菜スープ」は、ポタージュらしいとろみが付いていましたが、今回はポタージュよりもスープに近い飲み口。さらっと喉を通っていきました。

中途半端に残った野菜が主役♪野菜の組み合わせで異なる味わいに



YouTubeの料理系チャンネル『食事処さくらの料理教室』で見つけた、「余り野菜のお野菜スープ」。中途半端に残っている少量の野菜でも、おいしく活用出来るお役立ちレシピでした。

動画では、白菜と玉ねぎだけで作っていたので、白菜と牛乳の甘味が際立ちそうな、白っぽいスープに仕上がっていましたよ。今回はほうれん草、キャベツ、玉ねぎ、じゃがいもの4種類で作ったので、ほうれん草の味わいや色味が強く出たスープになりました。

にんじんを加えるとオレンジっぽく、かぼちゃを加えると黄色っぽくなり、甘味や濃度も変わりそう!

野菜を2種類だけで作る場合は、玉ねぎ100g、余り野菜200gの割合で作るとおいしくなるとのこと。もちろん、今回のように複数の野菜を合計300gにしても構いません。

その時に余っている野菜で、臨機応援に作れるのもうれしい!中途半端な少量の野菜でも、おいしいスープに生まれ変わるので、ぜひ!

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