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たっぷりのきのこを使った酒肴。「麻辣きのこ」のレシピ

  • 2025.12.2
撮影=sono(mame)
ワインにも日本酒にもぴったり

旬の食材を生かして、これからの"新定番"を考える連載。今回、レシピをご提案いただいたのは、松島由恵さん。

「おいしい酒肴は、子どものご飯のおかずにもなる」と捉え、小学生の娘と自分が元気になれる献立を開発中で、今回紹介する7品はまさに松島家の普段のごはん。塩や旨みを利かせすぎない、体へのインパクトが優しい料理が並びます。

そのなかから「麻辣(マーラー)きのこ」をご紹介します。

今月の料理家 松島由恵さん

6|麻辣きのこ

ナンプラー、醬油に、花椒や鷹の爪など香辛料を加えた「麻辣」な味付けが、多彩なきのこの旨みをぐっと引き立てます。ワインも日本酒も進むひと皿です。

撮影=sono(mame)
材料(作りやすい分量)

好みのきのこ 500g程度(ここではえのき、ぶなしめじ、エリンギを使用)
にんにく(みじん切り) 1片
胡麻油 大さじ1
鷹の爪 (半分に割って種を外しておく) 1本
ナンプラー 小さじ1
ラー油 小さじ1/2
花椒 小さじ1/4
醬油 小さじ1/4
塩 少々

作り方

1.きのこは石突きを切って食べやすく切っておく。

2.フライパンに胡麻油を引き、にんにくと鷹の爪を入れて弱火にかける。香りが立ってきたら1を加えて中火で炒める。

3.2の全体に火が通ったらナンプラー、ラー油、花椒、醬油、塩を加えて軽く炒める。

撮影=sono(mame)

{ひと手間}
きのこは手に入りやすい、お好きな種類を選んでください。種類が多いほど味が豊かになり、複雑味を増します。

松島由恵さんオリジナルレシピ7品はこちら!

1|小豆、鶏手羽元と椎茸のスープ

撮影=sono(mame)

2|白菜とアボカド、いかと梅だれのサラダ

撮影=sono(mame)

3|りんごとブルーチーズの春巻き

撮影=sono(mame)

4|ピーマンと砂肝のアヒージョ

撮影=sono(mame)

5|塩豚と大根のアルザス風煮込み

撮影=sono(mame)

6|麻辣きのこ(この記事)

撮影=sono(mame)

7|鶏もも肉とブロッコリーの炊き込みご飯(11/29公開予定)

撮影=sono(mame)
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レシピを考案くださったのは……

松島由恵さ
まつしまよしえ●岩手県生まれ。長年勤めた建築業界を離れ、ワイン好きが高じてケータリングやレシピ監修の道へ。国際中医薬膳師、JSA認定ソムリエ。最新刊は『エキゾチック薬膳』(家の光協会)。

撮影=sono(mame) 編集・文=平田剛三(婦人画報編集部)

『婦人画報』2025年12月号より

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