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姉と娘が似ている…? 気づきたくない“何か”を感じてしまう【やさしさに焦がれる Vol.81】

  • 2026.2.20

■これまでのあらすじ

母に結婚を反対されながらも、“都合のいい子”をやめて渡米を決めた凜。彼女が去った後、息子からも連絡が絶え、孤独を感じる母のもとを訪ねたのは伯母だった。凜を「いい子」だと称える伯母の言葉に、母は苛立ちを隠せない。結婚と同時に海外に住むという夢を叶えた凜の話題になると、母は娘の夢を思い出せず言葉を失う。すると伯母は、「母親なのに、どうしてそんなに娘に無関心なの?」と静かに核心をつく問いを投げかけるのだった。

■完璧な母なんて無理だっただけ…のはずなのに

■姉と娘が似てる?…そんなわけない

別れた夫と娘が似ているから、娘に興味がないのか――そう問われた母は、「くだらないこと言わないで」と即座に否定します。

シングルマザーとして、二人の子どもを育てるのに精一杯だった。完璧になんて、できるはずがなかった。そう思いたい。

けれど、姉から「凜と私が似てるから?」と問われた瞬間、心の奥に小さなざわめきが走ります。

「いくらなんでも自意識過剰よね」と笑って否定した姉。けれど、その言葉に母は、何か言いかけては飲み込むような複雑な表情を見せたのでした――。

(福々ちえ)

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