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「いい子」をするのは相手が重要…都合よく扱われた娘の気付き【やさしさに焦がれる Vol.75】

  • 2026.2.20

■これまでのあらすじ

母に結婚を反対され苦しむ凜は、彼の協力で弟の金銭問題を清算し、祖母の形見と現金を母に返す。「彼が出さないなんてケチね」と呆れる母の姿を見て、凜はようやく決意を固める。すでに入籍を済ませ、旅立ちを前に母に別れを告げるが、転び泣く母を見て思わず手を伸ばしてしまう。「いい子が母親を見捨てるはずがない」――母のその言葉が胸を刺し、凜は静かにその手を放す。「お母さんにとっての“いい子”は、都合のいい子でしょ?」そう言い放つ凜に、母は戸惑いと驚きを隠せなかった。「あんなにいい子だったのに、どうしちゃったの!?」と声を荒げる母を前に、凜は穏やかに微笑むのだった。

■“いい子”は相手によっては都合よく使われるだけ

■娘が何を言ってるのか分からないまま…

彼のやさしさに触れた凜は、“いい子”でいることが、時に誰かにとって都合のいい存在であることに気づいたのです。

その思いを母に伝えても、どうやら母は自分が凜を利用してきたことにまるで気づいていないようでした。

凜の言葉の意味を理解できないまま、母の前を去る凜。「じゃあね!」――軽やかに言い残し、彼女は新しい人生へと歩き出します。

あれほど結婚に反対していた娘が、引き止める間もなく入籍し、渡米してしまった…。母がこのまま黙って受け入れるとは思えませんが――。

(福々ちえ)

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