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【早良区荒江】「これが猪?!」スパイス香るジビエカレー

  • 2025.10.23

リビングふくおか・北九州Web地域特派員・お散歩ライターの石井つかさです。

今回は、福岡市早良区荒江にあるジビエカレーの専門店「猪鹿鳥(いのしかちょう)」にお邪魔しました。

荒江で、ちょっと特別な香りに誘われて

荒江の住宅街の一角に、ふわっとスパイスの香りが漂うお店を発見。

出典:リビングふくおか・北九州Web

看板に「猪」「鹿」「鳥」の文字。ちょっとドキッとするけれど、扉の向こうは清潔で落ち着いた空間。 もともとは居酒屋として営業していたものの、ワンオペでの運営には限界があり、カレー一本に絞ったスタイルで再スタートしたとのこと。

その潔さが、むしろ味へのこだわりを感じさせます。

メニューは1本勝負。猪カレー、のみ

メニューは潔く“猪カレー”だけ。迷わない、ブレない。

スパイスの香りが立ち上がり、食欲を刺激します。 猪肉はミンチでほろほろ。口に入れた瞬間、じゅわっと広がる自然な甘み。 嫌なクセは一切なし。脂まで軽やかで、後味はさらり。

出典:リビングふくおか・北九州Web

半熟卵のトッピングがとろりと絡んで、味のグラデーションが楽しめます。 今後は夜営業も視野に入れているとのことで、どんな展開になるか楽しみです。

ひとくち目で「これが猪?」

イメージしていた野性味やクセはどこへ?と思うほど食べやすい。 ほんのり辛みを感じるルーと、肉のコクが絶妙なバランス。

出典:リビングふくおか・北九州Web

猪って、こんなに“やさしい味”だったんだと感じます。 一皿の満足感がしっかりあるのに、胃にもたれないのが嬉しいポイントです。

ゆったり座れる、大人のカレー時間

店内は白と木目を基調にした清潔感ある空間。 ボックス席で区切られた半個室のようなレイアウトが心地いい。

出典:リビングふくおか・北九州Web

スパイスの香りに包まれて、ゆっくり味わう時間が流れます。 一人でも、グループでも気兼ねなく過ごせる落ち着いた雰囲気が印象的でした。

命をまるごといただくという選択

使用されている猪は、福岡市西区で捕獲されたもの。 年間1300頭以上を処理し、丁寧に下処理した肉だけを使用。 店主・野多部さんは、元ホテル料理人で、趣味が高じて、狩りから調理までを一貫して手がける現在のスタイルになったとのこと。

出典:リビングふくおか・北九州Web
出典:リビングふくおか・北九州Web

食べやすいのに、ちゃんと“命の重み”も感じられる。そんな一皿。

ちょっと勇気を出して、一度食べてほしい

猪って、こんなに美味しいんだと思わせてくれるカレー。 スパイスの香り、脂の甘み、やわらかいミンチ…すべてが丁寧。 一皿でお腹も心も満たされる猪カレーでした。。

猪鹿鳥(いのしかちょう) 電話:070‑8802‑0721 住所:福岡県福岡市早良区荒江3‑15‑12 定休日:日・祝日 駐車場:店前に2台分あり

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