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【レシピ】カボチャとキノコのラタトゥイユ

  • 2025.10.10
出典:シティリビングWeb

材料(2人分)

・カボチャ…正味240g(種とワタをとったもの)

・シメジ…60g

・マイタケ…50g

・シイタケ…40g

・パセリのみじん切り…適量

(A)

・オリーブオイル…大さじ1

・ニンニクスライス…1片分

・ローリエ…1枚(一部切り込みを入れておく)

・粗びき黒コショウ…小さじ1/4

(B)

・白ワイン…大さじ1

・トマトピューレ(無塩)…80g

・塩…2g

作り方

1.カボチャは皮つきのまま厚さ5㎜のイチョウ切りにする。

2.シメジは根元を落としてほぐし、マイタケは一口大にほぐす。シイタケは石づきを落として軸はスライス、かさ部分は十字の4~6等分に切る(大きなものは一口大に)。

3.(A)を鍋に入れて弱めの中火にかけてしっかりと香りをたて、1と2を加え、オイルをコーティングするように1分程度炒める。

4.(B)の白ワインを入れてひと煮立ちさせ、(B)の残りを加えて全体を混ぜ合わせ、蓋をして8~10分蒸し煮にする。

5.カボチャが好みのかたさになれば、パセリのみじん切りを加えてひと混ぜし、器に盛り付ける。

ポイント

カボチャは夏に収穫されますが、追熟により秋から冬に甘みが増します。果肉の鮮やかな黄色はβ-カロテンの色で、体内でビタミンAに変わり、目や皮膚、粘膜の健康維持をサポートします。さらに、コラーゲンの生成に関わるビタミンCや、ビタミンEなど、β-カロテン同様に抗酸化作用のあるビタミン、カリウムや腸内環境を整える食物繊維も豊富です。

カボチャの皮には果肉以上のβ-カロテン、ビタミンC、食物繊維が含まれています。皮ごと調理し、無駄なく栄養を摂取しましょう。また、カボチャに含まれるβ-カロテン、ビタミンEは脂溶性なので、油を使った調理で吸収率がアップします。

カボチャを選ぶときは、ヘタが乾燥してコルクが割れたようになっているもの、皮にツヤとかたさがあり、重みがあるものを。カット済みなら、種が詰まっていて、果肉の色が鮮やかなものを選びましょう。

キノコ類は種類によって含まれる栄養素が異なりますが、ビタミンD・B群、食物繊維、β-グルカンなどが豊富です。

調理後はすぐに食べるより、一旦粗熱を取ることで塩がなじみ、少量の塩でもうま味の濃縮感が増します。冷蔵庫で2~3日保存できるので、パスタや、焼いた鶏肉・豚肉・白身魚などのソース、副菜、お弁当と幅広く活用できます。パスタソースとして使うときは塩味を少し強めにしましょう。

調理時間

約20分

出典:シティリビングWeb

教えてくれたのは

料理家 依藤 亜弓さん

大学院修了後、大阪あべの辻調理師専門学校に入学。フレンチ、和食の厨房経験を経て、異なるコンセプトで2つの料理教室を主宰。企業やメディアでのレシピ開発、商品開発も行う。地中海料理法をベースに、毎日続けられる体に優しいレシピを提案。発酵、米粉、糖質オフ、腸活の学識も深い。

https://www.instagram.com/panta_rhei.h/

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