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これどうやって計算するか覚えてる?「21÷0.07」→正しく計算できる?

  • 2025.9.12
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「小数で割る」という計算は、日常ではあまりすることがないかもしれません。その分、計算ルールをすっかり忘れてしまっている人も多いのではないでしょうか。

今回は、そんな小数の割り算の計算をしっかり復習できる一問に挑戦してみましょう。

問題

次の計算をしなさい。
21÷0.07

解答

正解は、「300」です。

答えはかなり大きな数になりましたね。

どうしてこんな大きな数になるのか分からない…。そんな人は、次の「ポイント」を読んで、小数の割り算の計算方法を復習しましょう。

ポイント

この問題のポイントは、「割る数を整数にすること」です。

小数を整数にしたいときは、10を何回か掛けます。今回、割る数は0.07ですから、10を二回掛けると整数の7になりますね。

0.07×10×10
=7

続いて、割られる数にも同じく10を二回掛けます。

21×10×10
=2100

すると今回の式は、「21÷0.07」から「2100÷7(整数で割る割り算)」に変形できます。

後はこの式を計算すればOKです。

計算過程をまとめると、次のようになります。

21÷0.07
=(21×10×10)÷(0.07×10×10)  ←割る数を整数化するための計算
=2100÷7
=300

300という答えにたどり着きましたね。

「21÷0.07」が「2100÷7」に変形できるのはなぜ?

「21÷0.07」と「2100÷7」は、見た目がまったく違いますね。

それでも「21÷0.07=2100÷7」として計算してよい理由は、「21÷0.07」を21/0.07という分数にしてみると分かります(a÷b=a/b)。

分数では、分子と分母に同じ数を掛けても大きさは変わりません。つまり、分子の21に10を二回掛けたとき、分母の0.07にも10を二回掛ければ、等式関係が崩れないのですね。

21÷0.07
=21/0.07
=(21×10×10)/(0.07×10×10)  ←分子と分母に同じ数を掛けても数の大きさは変わらない
=2100/7

2100/7は「2100÷7」のことですから、「21÷0.07=2100÷7」が成り立つというわけです。

まとめ

小数で割る割り算の計算方法をまとめると、次のようになります。

<小数で割る割り算>
ステップ1:割る数が整数になるまで10を何回か掛ける
ステップ2:割られる数にも割る数に掛けた回数と同じだけ10を掛ける
ステップ3:割り算の計算をする

10を何回掛けるかは、割る数によって変わります。今回は割る数が0.07だったので10を二回掛けましたが、0.7であれば10を一回、0.007であれば10を三回掛ける必要があります。

また、ステップ2を忘れてしまうと式の意味が元の割り算と変わってしまうので、注意しましょう。

※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法をもつものもございます。あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。



文(編集):VY
数学とIT技術学習が趣味のWebライター。実用数学技能検定2級と数学教員免許を取得後、家庭教師や学習支援スタッフとして数学指導を行ってきた。文系と理系の別、年齢にとらわれない、誰でも楽しめる数学解説作成を目指している。


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