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『老後資金が底をつく人』が気づかず払っている…見直すべき3つの“隠れ出費”とは?

  • 2025.8.23
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

老後の生活資金は、多くの人にとって、大きな不安材料です。実際に「気づいたらお金が減っていて、思ったより早く資金が尽きてしまった」という声は、FPの視点からも非常に多いです。その原因をよく見直してみると、必ずしも高額な買い物や、ギャンブルのような目立つ浪費ではありません。日常生活の中に潜む「無自覚な支出」の積み重ねであると分かりました。

今回は、老後世代の家計に負担をもたらす、代表的な3つの「隠れた出費」に焦点を当てていきます。どのような支出が、資金をじわじわと減らすのかを分かりやすく解説します。

知らず知らずに家計を圧迫する『隠れ出費』

老後のお金が意外と早く減ってしまうのは、大きな買い物よりも「気づかないうちに増えていく支出」が原因です。

たとえば、保険料が挙げられます。現役時代に加入したまま、契約を続けていると、自身に見合っていない内容になる可能性があり、高い保険料を払ってしまうこと。
また、スマホやケーブルテレビの契約も同じです。知らず知らずのうちに、無駄なオプションがついた状態になっているかもしれません。

これら以外にもコンビニでのちょっとした買い物や、週一回の交通費、趣味の教室の月謝など、わずかな出費でも積み重なれば、大きな差になってしまいます。

具体的な節約と見直しで老後資金に余裕を!

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出典元:石坂貴史

見直すべき支出を見つけるには、日々の固定費を一つずつチェックすることが大切です。まずは保険の整理から始めましょう。加入している内容を一覧にしてみると、健康保険でカバーできる部分と、そうでない部分が見えてきます。契約当初と今の体調や生活状況が、合わなくなっている場合もあるので、改めてプランが適切かどうかを、確認してみるとよいでしょう。

次に通信費に関する節約です。スマホ代の平均は、従来のキャリア契約の場合、月5,000〜7,000円ほどといわれています。格安プランや必要最低限の契約に変更することで、月に数千円ほど、節約できる可能性があります。
また、キャリアの乗り換えを検討する場合には、解約金や通信速度の内容についても注意しましょう。

ケーブルテレビについても、不要なチャンネルを整理したり、思い切って契約そのものを見直したりすることも、1つの選択肢になります。
交通費や趣味にかかる支出も定期的に振り返りましょう。「これは本当に必要なのか」「利用頻度はどのくらいなのか」を確認することで、無駄に気づけるかもしれません。たとえば、散歩のたびに自動販売機で飲み物を買っているなら、まとめ買いに切り替えるなどの、ちょっとした工夫が大切です。小さな削減の積み重ねが、将来の資金形成につながります。

老後の安心感は“隠れ出費”を見逃さないことから始まる

老後の資金を守るためには、大きな収入の確保や極端な節約が答えではありません。日々の生活に潜む「隠れ出費」を見直して、無駄を減らす地道な努力が、時間の経過とともに大きな差を生むのです。

今回の記事で紹介した3つの見直しポイントは、気づかないうちに家計に負担をかけている代表例です。そこに手を加えるだけで、老後の資金に余裕が生まれます。安心して生活できる基盤が整うはずです。

このような出費の見直しは、早ければ早いほど効果的です。一方で、行動を始めるのに遅すぎるということはありません。是非、今のタイミングで、改めて家計を丁寧に振り返ってみましょう。


監修者:石坂貴史

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証券会社IFA、2級FP技能士、AFP、マネーシップス運営代表者。1,000件以上の金融関連の記事制作、校正・監修を手掛けています。金融、経済、不動産、保険、相続分野が専門。お金の運用やライフプランの相談において、ポートフォリオ理論と行動経済学を基盤にサポートいたします。

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