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『医療費に悩まない人』は50代から始めている…老後の出費を減らす“3つの習慣”とは【FPが解説】

  • 2025.8.22
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

「老後のお金、特に医療費が心配…」そんな声は決して珍しくありません。歳を重ねるごとに病気のリスクは高まり、医療費も増えると思われがちですが、実は50代から始めるちょっとした健康習慣でその不安を大きく軽減できるのです。良好な健康状態を維持することで医療費の負担が減り、心身ともに充実した老後を過ごせる可能性が高まります。今回は、医療費に悩まない人たちが実践している“老後の出費を減らす3つの健康習慣”を紹介します。老後の豊かな暮らしを目指すなら、ぜひ50代から準備を始めましょう。

「医療費が膨らむ」理由と50代から目を向けるべき健康習慣

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出典元:石坂貴史

医療費が増える主な原因は、生活習慣病をはじめとする慢性的な病気の増加と、それに伴う通院や入院、薬の長期的な使用です。日本の厚生労働省の統計によると、40歳を過ぎたあたりから高血圧、糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病リスクがグッと高まり、特に50代は健康管理の「分かれ目」と言えます。これらの疾患は重大な合併症を引き起こすこともあり、そうなると医療費は一気に膨れ上がります。

では、どのようにすれば老後の医療費を減らせるのでしょうか?ポイントは「予防」です。つまり、日常生活の中で健康を意識的に維持し、病気の発症や悪化を防ぐこと。50代から始める予防的健康習慣は、将来の医療費を大きく抑える鍵なのです。ここからは、その具体策として『バランスのいい食事』『適度な運動』『定期的な健康チェック』という3つの習慣を深掘りしていきましょう。

老後の医療費を軽減させるために

1、バランスのいい食事を心がける
50代以降は代謝が落ち、過剰なカロリーや塩分の摂取が生活習慣病の原因になりやすいです。野菜や魚、良質なたんぱく質を中心に、塩分と脂質の摂取を控える食生活は血圧や血糖コントロールに大いに役立ちます。具体的には、1日350g以上の野菜を摂ることや、和食中心の食事が理想的です。これにより血管の健康を保ち、心筋梗塞や脳卒中などの発症リスクを減らせます。

2。適度な運動を継続する
日本スポーツ協会の調査によれば、週に合計150分の有酸素運動(ウォーキングやジョギング、軽い自転車など)を行うことで、心肺機能の維持や筋力低下の防止に効果的です。筋肉量を保つことは基礎代謝を上げ、糖尿病やメタボリックシンドロームの予防にもつながります。また運動はストレス解消にも有効なので、気分の安定にも役立ちます。無理のない範囲で継続することがポイントです。

3、定期的な健康チェックで早期発見・早期対応
50代からは年1回の健康診断に加え、血圧・血糖値・コレステロール値の自己測定も習慣化すると良いでしょう。早期に異常を発見すれば生活習慣を改善したり、適切な治療を受けたりすることで重症化を防げます。国立がん研究センターの報告では、がんの早期発見は治療の成功率を格段に高めるとともに治療費の大幅な削減にも貢献しています。自覚症状がなくても定期的なチェックは欠かせません。

これらの習慣は、それぞれはシンプルに見えても積み重ねることで、医療費削減だけでなくQOL(生活の質)の向上にもつながるのです。

長く健康に過ごすカギは「今」からの習慣づくり

医療費に悩まない老後を目指すなら、50代からの健康習慣スタートが何より大切です。生活習慣病の予防に効果的なバランスの良い食事、体力維持とストレスケアに役立つ適度な運動、早期発見につながる定期的な健康チェック。この3つを意識することで、病気の発症や進行を抑えられるため、医療機関にかかる頻度が減り、結果として医療費の負担を減らせます。

さらに健康で自由に動けることは、趣味や家族との時間をより豊かなものにし、精神的な充実にもつながります。老後の生活費が心配という方も、将来の不安を少しずつ解消していきましょう。


監修者:石坂貴史

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証券会社IFA、2級FP技能士、AFP、マネーシップス運営代表者。1,000件以上の金融関連の記事制作、校正・監修を手掛けています。金融、経済、不動産、保険、相続分野が専門。お金の運用やライフプランの相談において、ポートフォリオ理論と行動経済学を基盤にサポートいたします。

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