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「逃したらもったいない」セールで散財し続けた40代主婦→友人からの“たった1つのアドバイス”で、月の支出が激変したワケ

  • 2026.5.25
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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

皆さま、こんにちは。金融機関で働き、家計のご相談を数多く受けてきた中川です。

「セールやポイントデーになると、必要かどうかより先に手が動いてしまう」。こうしたご相談をとても多くいただきます。そして多くの場合、それは意志の弱さではなく、「損をしたくない」という気持ちに反応しているだけなのです。

今回ご紹介するのは、セールや期間限定という言葉にめっぽう弱かった40代主婦のAさん(仮名)の、ちょっとした気づきの体験談です。

「今買わなきゃ損」に、いつも背中を押されていたAさん

Aさんも、買い物そのものが好きというより、「ここで買わないと損をする」という感覚に弱かったのだといいます。

タイムセール、ポイント◯倍デー、残りわずかの赤い文字。それを見ると、ほしいかどうかより先に「逃したらもったいない」が頭をいっぱいにしていたそうです。

「あと3点」「本日まで」の文字には、胸がざわつく感覚すらありました。

Aさんは、そのものがほしかったというより、「損をしたくなかった」だけだったのかもしれません。そう気づくまでに、時間がかかったといいます。

「お得だったはず」のものが、家の中で眠っていた

ある休日、Aさんは戸棚の奥を片づけていて手が止まったといいます。

封も切っていない調理グッズ、二回しか使っていない便利家電、色違いで買ったまま忘れていた服。どれも「あのとき安かったから」買ったものでした。

得をしたつもりだったのに、使っていない。Aさんは少し笑ってしまったあと、なんだか落ち着かない気持ちになりました。

友人の何気ない一言が転機に

そのころAさんは、買い物上手だと思っていた友人に、つい愚痴をこぼしたといいます。

すると友人は、特別なことは言いませんでした。「ほしいと思ったら、その場では買わずにメモに書いておくだけ」。それだけだったそうです。

書いて、ひと晩そのままにしておく。次の日にもう一度そのメモを見て、まだほしいと思えたら買う。冷めていたら、そっと線を引いて消す。

Aさんは半信半疑でした。我慢は続いたためしがなかったからです。

我慢ではなく「ひと晩待つ」だけだった

やってみて、Aさんは少し拍子抜けしたといいます。

我慢をしている感覚が、ほとんどなかったからです。ほしいものを禁止したわけではなく、ただ買うのを次の日に回しているだけ。

不思議なもので、あれだけ気になっていた「今だけ」の文字も、ひと晩経つと何も感じなくなっていたそうです。

もちろん、翌日も変わらずほしいものはありました。そういうものは気持ちよく買えたそうです。減ったのは、勢いだけで買うもの。無駄な支出が減っていきました。

お金との距離は人それぞれ

Aさんは、家の中のものが目に見えて減り、気持ちの余裕が生まれたといいます。

ただ、これはあくまでAさんの一例です。生活や買い物のクセは人によって違いますし、同じやり方で同じだけ変わるとは限りません。メモを書くこと自体が面倒で、別の方法が合う方もいらっしゃいます。

お金との向き合い方に正解はなく、心地よい距離は人それぞれです。Aさんの小さな一歩が、皆さんの肩の力をふっと抜くきっかけになればうれしく思います。

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