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湿度が高いと多発!実は女性にも多い!【水虫の原因と対策】

  • 2025.7.14

水虫は男性に多いイメージがありますが、近年は女性で水虫になる人も増えています。なぜ女性に増えているのか、水虫の原因や治し方、予防法などを解説します。

女性にも増えている水虫とは

日本皮膚科学会によると、水虫が増える5月には5人に1人に水虫があるそうです。最近は女性で水虫になる人が増加中。その理由には現代社会ならではの事情があるようです。

水虫の原因はカビ

水虫は「白癬菌(はくせんきん)」というカビの一種によって起こる、主に皮膚の感染症です。白癬菌の栄養源はケラチンというタンパク質で、ケラチンはヒトの皮膚表面の角質や、髪の毛、爪などに含まれています。
 
白癬菌は手など足以外の部位にも感染しますが、足は靴をはくことで白癬菌が好む高温多湿の環境になりやすいため、特に足の感染が多く見られます。

バスマットなどを介してうつる

水虫の感染経路については、水虫がある人の皮膚からはがれ落ちた角質が、バスマットやスリッパ、床、畳などに付着し、それをほかの人が踏むことで感染します。
 
もっとも、白癬菌が皮膚についてもすぐに感染するわけではありません。白癬菌が皮膚から侵入して感染するまでには最低24時間かかるといわれています。菌が皮膚についたまま高温多湿の環境で長時間過ごすことで、水虫になる可能性が高まります。

女性の水虫が増えた理由は社会進出!?

白癬菌が高温多湿の環境を好むことから、かつて水虫は一日中靴をはくサラリーマンが梅雨から夏にかけてなりやすい感染症でした。
 
近年は女性の社会進出に伴って仕事で一日中靴をはく女性が増えたことや、ブーツを好む女性が増えたことなどにより、女性の水虫も増加しています。

水虫の症状は3種類、さらに爪にも!

水虫はかゆみや痛みを伴う場合もありますが、全くかゆみがない場合も少なくありません。水虫の症状は3タイプで、放置していると爪にも症状が現れることがあります。

趾間型(しかんがた)
足の指の間(趾間)が白くふやけてむけることで、赤みが出てかゆみや痛みを伴います。涼しくなると症状は自然に治まってきますが、白癬菌は残っていることが多く、高温多湿の環境になると再び症状が出てきます。

小水疱型(しょうすいほうがた)
足の裏に小さな水ぶくれができて、水ぶくれが破れると強いかゆみが出ます。「趾間型」と同様に、涼しくなると症状は自然に治まるものの、白癬菌は残っていることが多く、高温多湿の環境になると再び症状が出てきます。

角質増殖型(かくしつぞうしょくがた)
足の裏全体の皮膚が硬くなり、ひび割れが起こることもあります。季節による症状の変化はなく、かゆみもありませんが、ひび割れによって痛みが出ることがあります。

爪白癬(つめはくせん)
水虫を治療せずに放置していると爪白癬になることも。爪白癬は爪に白癬菌が侵入して起こるもので、爪水虫とも呼ばれます。爪が白色や黄色に濁って厚くなり、ぼろぼろと崩れて弱くなってきます。

水虫になったらしっかり治療を!

水虫になったらしっかり治療することが大切!治療は抗真菌作用のある外用薬が基本です。

ただし、「角質増殖型」や「爪白癬」の場合は外用薬では十分な効果が得られないことが多く、飲み薬がすすめられることもあります。
 
水虫の治療は最低1か月、毎日続けなければいけません。症状がよくなったからといって自己判断で治療を中断してしまうと、実際は白癬菌が死滅していないため症状が悪化することが多いのです。
 
なお、水虫は市販薬で治療できるものもあります。ただし、自分で「水虫かな?」と思っても、症状が似ている別の病気の場合もあります。正確な診断を受けるには皮膚科の受診がおすすめです。

水虫を予防しよう

やっかいな水虫は予防するのが一番。まずは感染経路でもっとも多いといわれている家庭内感染を予防すること。

日常生活では足を清潔にして、毎日の足のチェックを習慣にしましょう。

家庭内感染を防ぐ

同居家族に水虫のある人がいると感染する可能性があるため、本人に水虫の治療をしてもらうことが家族の予防につながります。また、水虫のある人とのスリッパやサンダル、バスマットなどの共有は避けるようにします。

清潔を心がける

入浴時は足をやさしく丁寧に洗って清潔を心がけましょう。水虫のある人と同居している場合や、温泉などの公共施設に入浴した場合は、バスマットや床からの白癬菌の付着を避けるため、足をきれいに拭いてから靴下や靴をはくようにします。

毎日同じ靴をはかない

毎日同じ靴をはいていると靴に湿気がこもりやすくなります。靴は何足か用意してローテーションではくようにしましょう。仕事で一日中靴をはく女性や、ブーツを好んではく女性は特に意識したいですね。

毎日足をチェックする

前述したように、白癬菌が皮膚に侵入して感染が成立するまでには最低24時間かかりますが、皮膚に傷口などがある場合はより短時間で感染することが報告されています。
 
毎日足を見て、傷や水虫の症状がないかどうかをチェックしましょう。乾燥してひび割れができるとそこから菌が侵入することがあるため、乾燥が気になる部分は保湿ケアを。
 
顔などと比べて露出が少ない足はつい変化を見過ごしてしまいがちですが、加齢とともに皮膚が乾燥しやすくなる50代こそ、意識して自分の足をいたわってあげたいですね。

(まとめ)
水虫は原因を知っておけば、それを避けることで予防ができます。顔のケアと同じように、足のケアも習慣にしてきれいな足を保ちましょう。


構成・文/大人のおしゃれ手帖編集部 画像協力/PIXTA
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください

この記事を書いた人

大人のおしゃれ手帖編集部

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