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【晩酌の締めに豆腐の一皿】燗酒にも合う!やさしい味わいの「かき玉あんかけ温やっこ」

  • 2025.4.26

ほっとするやさしい味わいの温やっこです。だしと卵の風味がじんわりと体に沁みます。料理家の先輩きじまりゅうたさんと、後輩吉田愛さん。同じお題で、それぞれが自慢のつまみをつくってもらいました!

【晩酌の締めに豆腐の一皿】燗酒にも合う!やさしい味わいの「かき玉あんかけ温やっこ」

■お題「俺のやっこ。私のやっこ。」

【吉田】「かき玉あんかけ温やっこ」は、お椀代わりやお酒のシメにもなる優しい味わい。軽く煮立たせただしに溶き卵を細~く加えると、美しい仕上がりに。
燗酒がぴたりと合います。

■“かき玉あんかけ温やっこ”のつくり方


◇材料 (2人分)

絹ごし豆腐:1丁
卵:1個
A :
・ 生姜:小さじ1(すりおろす)
・ だし:200ml
・ 片栗粉:小さじ1と1/2
・ うす口醤油:小さじ1
・ みりん:小さじ1
・ 塩:ひとつまみ


(1)豆腐を温める
豆腐は4等分に切って耐熱皿にのせ、ふんわりとラップをかけて600Wの電子レンジで3~4分加熱し、温める。卵はボウルに割りほぐす。

(2)卵を加える
鍋にAを入れて混ぜながら中火にかけ、とろみがついたら溶き卵を少量ずつ回し入れる。卵がふんわりと浮いてきたら火を止める。

(3)仕上げ
器に豆腐を盛り、②をかける。

完成
完成

――教える人

「きじまりゅうた 料理研究家」

祖母も母も料理研究家という家庭で生まれ育ち、自身も同じ道へ。左党の血もしっかり受け継いでいる。家飲みはもちろん、気のおけない仲間との外飲みも大好き。つまみ系著書に『毎日絶品!「サバ缶」おつまみ』(青春出版社)などがある。

「吉田 愛 料理研究家」

料理家のアシスタントや和食店での修業を経て、料理家として独立。佳肴がありそうな居酒屋を発見すると、一人でも果敢に暖簾をくぐる行動派。大の日本酒党で唎酒師の資格を持つ。つまみ系著書に『温故知新和食つまみ』(成美堂出版)。


この記事は『四季dancyu 2024春』に掲載したものです。

文:佐々木香織 写真:伊藤徹也

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