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ベン・アフレック、マット・デイモンの監督を重視する作品選びは「非常に賢い選択」

  • 2025.3.28
Ben Affleck and Matt Damon at 81st Annual Golden Globes

ベン・アフレックが、幼馴染でこれまで何度も共演している親友マット・デイモンとの俳優としてのキャリアパスの違いについて言及し、「マットは、僕よりも早い時期に出演作品の決定基準として、監督を重視することを学んだ。非常に賢い選択です」と語った。

共同脚本&共演の『グッド・ウィル・ハンティング』(1997)でアカデミー賞脚本賞を獲得し、華々しく注目を集めた2人だが、その後にマットはスティーヴン・スピルバーグ(『プライベート・ライアン』)やアンソニー・ミンゲラ(『リプリー』)、ロバート・レッドフォード(『バガー・ヴァンスの伝説』)、スティーブン・ソダーバーグ(『オーシャンズ』シリーズ)、テリー・ギリアム(『ブラザーズ・グリム』)、マーティン・スコセッシ(『ディパーテッド』)ら名監督とタッグを組んできた。

一方、ベンは『アルマゲドン』などのアクション大作をはじめ、『パール・ハーバー』や『デアデビル』など、大手スタジオ作品が相次いだ。US版『GQ』のインタビューで、キャリアを比較されて答えたベンだが、機会に違いがあったことも指摘する。「彼には確かにそうした作品に出演する機会がありました……僕がスコセッシやスピルバーグの作品を断ったわけではありません。機会があってこその選択です」

その後に監督デビューを果たしたベンは、『ゴーン・ベイビー・ゴーン』(2007)や『ザ・タウン』(2010)、『夜に生きる』(2016)、『AIR/エア』(2023)を手がけ、『アルゴ』(2012)ではアカデミー作品賞を獲得し、最新作『The Accountant 2(原題)』でもプロデューサーを務める。一方のマットは現在、アン・ハサウェイトム・ホランドゼンデイヤらと共演の『The Odyssey(原題)』で、『インターステラー』(2014)と『オッペンハイマー(2023)に続き、クリストファー・ノーラン監督と3度目のタッグを組んでいる。

ベンは言う。「『プライベート・ライアン』のオファーをもらっていたら出演したし、マーティン・スコセッシからウェイター役をしてくれと言われたら引き受けた。スティーヴン・スピルバーグは史上最高の映画制作の立役者だ。クリストファー・ノーランもそう。ノーランの監督手腕を見るためだけに撮影中のマットを訪ねるかもしれない。本気だ」

Text: Tae Terai

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