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ドレッサーからイームズまで。デザインの歴史を総合的に紹介する展覧会が開催

  • 2026.10.16
トム・ディクソン《鉄塔の椅子》1994年 国立工芸館蔵 撮影:エス・アンド・ティ フォト

『デザイン・クロニクル展 なにが生まれて、なにが変わった?』が、金沢の「国立工芸館」で2026年10月9日(金)より開催される。同館所蔵のデザインコレクションを中心に、19世紀後半のアーツ&クラフツ運動からアール・ヌーヴォーとアール・デコ、バウハウスに代表されるモダニズム・デザイン、さらには第二次大戦後の展開までの100年あまりにおよぶデザインの流れをたどる。

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デザインの歴史を総合的に扱う展覧会の開催は、「国立工芸館」が金沢に移転してから初の試み。本展では、デザイン史を彩る珠玉のコレクションとともに「工芸」から「デザイン」が生まれた歴史的背景や経緯を紹介する。

展覧会は、全4章で構成。第1章では、ウィリアム・モリスが先導したアーツ&クラフツ運動に加え、クリストファー・ドレッサーやアルフォンス・ミュシャらの作品を通して、19世紀末から20世紀初頭にかけて流行したアール・ヌーヴォーの動きにも迫る。

<写真>クリストファー・ドレッサー《ケトルとスタンド》1882-85年頃 国立工芸館蔵 撮影:エス・アンド・ティ フォト

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続く第2章には、アール・デコにまつわる作品が登場。大胆で幾何学的な装飾に、「マシーン・エイジ」の到来を肯定する新たな美意識を反映させた家具や装飾品が並ぶ。

<写真>ピエール・シャロー《書架机》1930年頃 国立工芸館蔵

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1919年ドイツで設立されたバウハウスによって大きく転換した「デザイン」のあり方をひも解くのは、モダニズム・デザインをテーマにした第3章だ。バウハウスで学んだマルセル・ブロイヤーや校長を務めたルートヴィヒ・ミース・ファン・デル・ローエによる作品が展示される。

<写真>ルートヴィヒ・ミース・ファン・デル・ローエ《MR 10 椅子》1927年 国立工芸館蔵 撮影:エス・アンド・ティ フォト

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本展を締めくくる第4章では、第2次世界大戦後の展開を追う。モダニズム・デザインを主流としながらも、遊び心が取り入れられたり、無機質であったり、過度に装飾されていたりと、多様なデザインが共存。豊富なイメージを喚起するデザインの数々を楽しみたい。

デザインと工芸の違いや境界線を説明するのは難しい。けれど、本展を訪れてその歴史を知れば、それぞれの本質が見えてくるかもしれない。

<写真>チャールズ&レイ・イームズ《ワイヤーメッシュ・チェア》1951-53年 国立工芸館蔵 撮影:エス・アンド・ティ フォト

デザイン・クロニクル展 なにが生まれて、なにが変わった?
会期/2026年10月9日(金) 〜 1月11日(月・祝)
会場/国立工芸館
住所/石川県金沢市出羽町3-2

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