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柿本ケンサクの写真展が開催。三嶋りつ惠のガラス作品を通して捉えた世界とは?

  • 2026.9.17
©Kensaku Kakimoto

『いつでもいま ‒ ガラスに映す光』柿本ケンサク写真展が、代官⼭ヒルサイドテラス・ヒルサイドフォーラムにて開催される。映像作家で写真家の柿本ケンサクが、ガラス作家・三嶋りつ惠の手掛けたガラスレンズを用いて光を捉える。会期は、2026年9⽉23⽇(⽔・祝)から10⽉4⽇(⽇)まで。

©Kensaku Kakimoto

監督や演出家として映画、ドラマ、広告映像を⼿掛ける⼀⽅、国内外で写真・現代美術作品を発表してきた柿本ケンサクは2016年、代官⼭ヒルサイドテラスにおける展⽰『TRANSLATOR』で写真家として出発。2021年に開催した『TRANSFORMATION』では、時間と記憶をめぐる実験を行った。そして今回、三たび同じ場所に戻り、三嶋りつ惠の透明なガラスを通して写真を「光の記憶」として更新する。

本展で柿本は、写真とガラスという異なるメディアを通して、「固定」と「流動」、「定着」と「融解」、「点」と「線」の緊張関係を扱う。写真によって定着した光が、ガラスを通すことで時間の流れに融け出していく。そして融解した記憶が、作品の前に立つ鑑賞者のなかで再び像を結ぶ。

<写真>新作《Hikari》シリーズ

©Kensaku Kakimoto

撮影で使用したのは、三嶋による10点のガラスレンズ。ガラスの位置を数ミリずつ動かし、角度を変えながら通過する光を捉えた。目の前の風景をそのまま写し取るのではなく、光や偶然と対話しながらシャッターを押すことで、時間の流れや空気、身体の揺れ、ガラスの個体差が、写真のなかに残された。

柿本は、今回の展示を「ガラスを通して、光がどのように記憶に触れ、どのように像となり、どのように再び揺らぎへと帰っていくのかを⾒つめる試み」と表現する。

会期中には柿本と三嶋が登壇するトークイベントも実施。また、本展と連動して、南青山のLUMIX BASE TOKYOでも柿本の写真展が行われる。

光を固定する写真と、光を揺らすガラス。2つのメディアが交わることで立ち上がる光を見つめ、その奥にある記憶に触れたい。

<写真>三嶋りつ惠《キンギョレンズ》

『いつでもいま ‒ ガラスに映す光』柿本ケンサク写真展
会期/2026年9⽉23⽇(⽔・祝)〜10⽉4⽇(⽇)
会場/代官⼭ヒルサイドテラス・ヒルサイドフォーラム
住所/東京都渋⾕区猿楽町18-8 ヒルサイドテラスF棟 1F

同時開催:柿本ケンサク写真展『いつでもいま』(LUMIX BASE TOKYO展)
会場/LUMIX BASE TOKYO
住所/東京都港区南⻘⼭2丁⽬11-17第⼀法規ビル1F


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