1. トップ
  2. エンタメ
  3. ヘンリー・ウィンクラーが「仲間への侮辱だ」とタイトル変更を断った話

ヘンリー・ウィンクラーが「仲間への侮辱だ」とタイトル変更を断った話

  • 2026.9.16

アメリカの国民的テレビシリーズ『ハッピー・デイズ』が「フォンジーズ・ハッピー・デイズ」に改名されそうになっていた――。それを止めたのが、フォンジー役のヘンリー・ウィンクラー(80)本人だったことが明かされた。(フロントロウ編集部)

ABC社長が改名を提案

このエピソードが明かされたのは、9月10日放送のインタビュー番組「In Depth with Graham Bensinger」。ウィンクラーは、『ハッピー・デイズ』が高視聴率を記録していた当時のエピソードを振り返った。

番組の人気を支えていたのが、ウィンクラー演じる革ジャン姿の不良青年アーサー“フォンジー”フォンザレリ。フォンジーの人気は番組を象徴するほど高まり、当時ABCの社長だったレナード・ゴールドソンがウィンクラーの控え室を直接訪ねてきたという。

「『ハッピー・デイズ』が始まる前、ABCは3大ネットワークの中で最下位だったんだ」とウィンクラーは振り返る。「彼が僕の控え室に来て、まず『番組名を「フォンジーズ・ハッピー・デイズ」に変えたい。タイトルの変更を検討している』と言った。それで僕は『それだけはやめていただきたいです』と伝えた」

“仲間への侮辱”になる

改名を断った背景には、共演者たちへの思いがあった。当時の番組は飛ぶ鳥を落とす勢いで視聴率を伸ばしており、ウィンクラーにとって、うまくいっているものを変える理由はなかった。

「番組は本当に好調だった。壊れていないのに、なぜ変える必要があるんですか?」とウィンクラーは振り返った。「それに、これは仲間たちへの侮辱になる。これほどうまくいっているのに、なぜタイトルを変える必要があるんですか?」

リッチー役のロン・ハワードとの会話も、ウィンクラーの考えに影響を与えていた。フォンジーの人気が急上昇し、当初の主人公だったリッチーの存在が次第にその陰に隠れるようになったことについて、ロンは率直な思いをウィンクラーに伝えていたという。

「彼は『正直、傷ついたよ。でも、君は僕を傷つけようとしているわけじゃない。君は本当にうまいし、番組にとってもプラスになっている』と言ってくれた」とウィンクラーは回想。そうした状況で番組名まで変更すれば、共演者との関係にも影響を及ぼしかねないと考えたという。

ウィンクラーが改名を断ると、ゴールドソンはさらにフォンジーを主役にした単独番組を提案したが、これも断った。

「新しい人たちと同じような相性を築けるか分からなかった。自分一人で番組をやれるとも思わなかったし、この素晴らしい家族と一緒にいられることが幸せだったんだ」

元記事で読む
の記事をもっとみる

注目コンテンツ