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「でも、毎月返してるよ!」100万円超の支払いを抱えていた夫。だが、私がその日から変えた家計のルール

  • 2026.9.14

開けてしまった封筒に、見たことのない桁が並んでいた

結婚して数年になる。うちは互いの給料から決まった額を生活費の口座に入れ、残りはそれぞれで管理する決まりだった。

私は少しでも貯金を増やしたくて、買い物では値段を見比べ、必要のない出費はなるべく控えていた。

ある日、玄関の靴箱の上に郵便物が何通か重なっていた。

家計関係のものだと思い、宛名をよく確認しないまま一通を開けてしまった。

中に入っていたのは、夫名義のカードの明細だった。

分割払いの残高を見て、私は思わず紙を持ったまま固まった。何度確認しても、記載されている金額は100万円を超えている。

その日の夜、帰宅した夫の前に明細を置いた。

「…これ、何?」

夫は紙を見ると、一瞬だけ黙った。

「ああ…それ、見たの?」

「見たのって。100万円超えてるよね?」

夫は少し気まずそうに椅子へ座った。

話を聞くと、趣味の買い物や高額な教材、友人との飲食代などが重なり、足りない月は分割払いを使っていたという。

「でも、毎月返してるよ!」

「返してるって言っても、これだけ残ってるんだよ?」

「返せない額じゃないって。生活費だってちゃんと入れてるだろ」

私は思わず夫の顔を見た。

「生活費を入れてたら、100万円超えてても問題ないってこと?」

「いや…そういう意味じゃないけど」

夫の声がそこで小さくなった。

「思う」ではなく、全部確認することにした

私は台所からノートを持ってきて、テーブルに置いた。

「ほかにもあるの?」

夫はすぐには答えず、財布を開いた。

「……あと二つ、あったと思う」

「思うじゃなくて、全部確認しよう。私ももう、知らないままにはしたくない」

その日は、夫が覚えている支払いを一つずつ書き出した。

翌日には二人でそれぞれの明細を確認し、残っている金額を確かめた。

数字が全部そろうと、夫はノートの一番下を見つめたまま、しばらく黙っていた。

「……思ってたより多いな」

「私は昨日から、それを言ってるよ」

「うん……ごめん」

ようやく出たその言葉に、怒りが消えたわけではない。それでも、やっと同じ数字を見てもらえた気がした。

それから、生活費と返済分は私が管理し、明細は二人で確認することにした。夫が自由に使う金額も、毎月あらかじめ決めるようにした。

返済の表は冷蔵庫の扉に貼った。

「ここに貼るの?」

「見えないところにしまったら、また見なくなるでしょ」

夫は少し苦笑いして、「それはそうか」と答えた。

今では月が変わるたび、夫自身が残高を書き直している。

100万円という数字がすぐになくなるわけではない。それでも、見ないふりをせず、二人で同じ数字を見るようになったことだけは、あの日までとは大きく変わった。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた30代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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