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「そんな話するほどじゃないですよ」夫の収入を聞かれた女性。笑ってかわしても質問が続いた結果

  • 2026.9.8
「そんな話するほどじゃないですよ」夫の収入を聞かれた女性。笑ってかわしても質問が続いた結果

子どもを待つ時間に、よく話すようになった

子どもが園に入ったころ、同じ園に通う子のお母さんと知り合いました。

子ども同士が仲よくなり、お迎えのあとに近くの公園で遊ぶことも増えていきました。

子どもたちが遊んでいるあいだ、私たちはベンチに座って話していました。

最初は夕飯の献立や園での出来事など、何気ない話ばかりです。

話しやすい人でしたし、私も楽しく過ごしていました。

ただ、何度か会ううちに、少しずつ質問の内容が変わっていきました。

「ご主人って、どんなお仕事なんですか?」

一度目は、「普通の会社員ですよ」とだけ答えました。

別の日には、今度は勤務先について聞かれました。

「どのあたりに通ってるんですか?」

私は詳しく答えたくなくて、「通勤はそんなに大変じゃないですよ」と笑って話を変えました。

それで伝わったと思っていました。

ところがしばらくして、また夫の話になったときです。

「旦那さんのお給料って、どれくらい?」

家庭のことを踏み込んで聞かれたのは、それで三度目でした。

「いやいや、そんな話するほどじゃないですよ」

私は笑いながら答えを濁しました。

相手もそれ以上は聞いてきませんでしたが、以前のように何でも気軽に話す気持ちにはなれなくなっていました。

遠くの店で、偶然顔を合わせた

そんなことがあった少しあと、週末に家族で出かけました。自宅から車で二時間ほどかかる場所で、私たちも初めて行くところでした。

昼食を終えて店を出ようとしたとき、後ろから名前を呼ばれました。

振り返ると、あのお母さんが立っていました。

「こんなところで会うなんて、びっくりですね」

向こうも家族で来ていたようで、本当に偶然だったのだと思います。

私も「本当ですね」と笑って、その場では短く挨拶をして別れました。

ただ、数日後に公園で会ったとき、またその日の話になりました。

「この前、ご主人も一緒でしたよね。よくあの辺まで行くんですか?」

悪気があるような言い方ではありません。それでも、夫のことを何度も話題にされるたび、私は少し落ち着かない気持ちになりました。

こちらが答えを濁していることには、たぶん気づいている。それでも質問は続く。その距離感が、私には合わなかったのだと思います。

それからは、公園へ行く時間を少しずらしたり、お茶に誘われても用事があると断ったりして、自然に会う回数を減らしていきました。

相手に何か嫌なことをされたわけではありません。親切にしてもらったこともあります。

ただ、親しくなったからといって、どこまで家庭のことを話すかは人によって違います。

子どもが園を卒園してからは、会っていません。今でもあのころを思い出すと、答えたくない質問を笑ってかわすだけではなく、ときには「その話はちょっと」と言ってもよかったのかもしれないと思います。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた30代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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