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「男友達と飲んでる!」と届いた写真を拡大したら、窓の反射に見覚えのある人がいました

  • 2026.9.8
ハウコレ

彼から届いた1枚を指で広げていくと、窓ガラスの中に彼ではない誰かの輪郭が浮かびました。既読はすぐについたのに、返事の代わりに鳴ったのは通話の着信でした。3回目が切れたあと、私は自分が何を確かめたいのかも分からなくなっていました。

「男友達と飲んでる!」の1枚

付き合って2年になる彼は、飲み会のたびに席の写真を送ってきます。その日も「男友達と飲んでる!」の一言と一緒に、居酒屋のテーブルが届きました。テーブルにはジョッキや取り皿が並んでいます。私は短く返して、画面を閉じました。

窓に映り込んでいたもの

閉じた画面を開き直したのは、写真の端に写る大きな窓が気になったからです。指で広げていくと、ガラスの中に、向かいに座る人が映り込んでいました。広げるほど粗くなる画面の中で、ラインの入った上着と肩にかかる長い髪だけがはっきり残ります。共通の友人のSNSで見たことのある女性に似ていました。私は「後ろのガラス、誰か映ってるね」とだけ送りました。

別の角度から上がってきた1枚

既読がついたあと、中々返信がきません。返事の代わりに通話の着信が鳴り、私はスマホを裏返しました。着信は3回。その間も私は保存した写真を広げて、横顔と髪の長さを確かめ直していました。着信が途切れたあと、共通の友人のグループチャットに、同じ席の写真が別の角度で上がりました。加工も何もされていない1枚には、彼の向かいで笑っている人がそのまま写っています。友人たちは店の唐揚げの話を続けていて、私はその流れにスタンプを1つ押しました。知らないふりをしたのは、確かめてしまえばここで終わると思ったからです。

そして...

届いたのは長い文でした。最初の1行は「元カノがいる席だって、言えなかった」。私はまだ返していません。保存した2枚の写真も、まだ消せずにいます。

(20代女性・事務職)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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