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ミスを報告するたび席を外す先輩。私は悪口を言いに行く人だと思っていました

  • 2026.9.7
ハウコレ

ミスを報告すると、先輩から返ってくるのは「確認します。」だけ。そのあと事務所へ戻ると、先輩の席はいつも空いていました。担当替えで初めて入った共有チャットをさかのぼり、私は2年間知らなかった行き先を知ります。

報告のあと、先輩の席は空いていました

私は入社2年目で、倉庫と事務所を行き来しながら出荷の準備をしています。直属の先輩は服も爪も華やかで、私にとっては話しかけにくい人でした。

あるとき、納品書の数量を間違えたことに気づき、倉庫からチャットで報告しました。

「すみません、納品書の数量を間違えて出してしまいました。」

返ってきたのは「了解です。」という短い返事だけです。事務所へ戻ると、先輩の椅子は引かれたままで、本人はいませんでした。

同じことが何度も続きました。私は、手に負えない後輩だと上司やほかの部署へ話しに行っているのだと決めつけていました。

報告するまでが遅くなりました

そう思うほど、ミスに気づいてから報告するまでが遅くなりました。自分で直せる範囲か確認してから送ろうと考え、半日抱えたこともあります。

そのときは差し替えが間に合わず、関係部署の人たちに対応してもらいました。上司に呼ばれて会議室へ行くと、「この件は先に聞いてる。手を止めなくていい」と言われました。

誰から聞いたのかは聞けませんでした。

共有チャットに残っていた先輩の書き込み

月末、担当替えの引き継ぎで関係部署へ挨拶に行きました。担当の人から「毎回、連絡のあとすぐ必要な伝票を持ってきてくれるので、こちらは助かっていました」と言われました。

誰のことか分からないまま、私はチャットを確認させてもらいました。過去のやり取りをさかのぼると、私がミスを報告した日ごとに、先輩の書き込みが残っています。

「こちらの段取りが足りていませんでした。差し替えをお願いできますか。」

数量を間違えたのも、報告が遅れて締めに間に合わなかったのも私です。それでも過去の履歴に、私の名前は一度も書かれていませんでした。

先輩は共有チャットで差し替えを依頼したあと、必要な伝票を持って関係部署へ向かっていたのです。

そして...

私は先輩に「次からは、私が自分で報告します」と送りました。返ってきたのは、いつもの短い返事ではありませんでした。

「自分の落ち度にしていたのは、新人のころ私のミスが名指しで社内に回って、半年その話で呼ばれ続けたからです。声をかけなかったのは、恩を着せているように見えるのが怖かったからです。」

続けて、「怖がらせていたのは、私の都合です」と届きました。

翌週、「私の確認漏れでした。差し替えをお願いします」と書いたのは私です。今回は必要な伝票も自分で持っていきました。次の報告をため込まないと決めています。

(20代女性・会社員)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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