1. トップ
  2. エンタメ
  3. 【鈴木京香さんインタビュー】50代のおしゃれと生き方「好きなものを大切にしながら、変わることを楽しむ」

【鈴木京香さんインタビュー】50代のおしゃれと生き方「好きなものを大切にしながら、変わることを楽しむ」

  • 2026.9.8

鈴木京香さんが着こなすやわらかなニットのおしゃれ。
揺るぎない定番と、柔軟な変化。その心地よいバランスは、ファッションだけでなく、仕事や生き方にも通じています。
ふんわりと軽やかな足取りで目指す「これからの私」のかたちを教えてくれました。

カーディガン¥69,300、シャツ¥69,300、パンツ¥77,000/すべてナインティーン セブンティ/(サン・フレール)、イヤーカフ(左耳)¥150,700、イヤーカフ(右耳)¥42,900、ブレスレット¥162,800、リング(左手)¥132,000/すべてヒロタカ(ヒロタカ 表参道ヒ005 ルズ)、パンプス¥59,400/ペリーコ(アマン)

好きなものを大切にしながら、変わることも楽しみたい

カーディガン¥172,700 /ファビアナ フィリッピ(コロネット)、パールネックレス¥169,400/ホワイト スペース(アーティザン クチュール 日本橋高島屋店)、サークルネックレス¥204,600 /ダナ ケリン(アーティザン クチュール日本橋高島屋店)、イヤーカフ¥148,500/ヒーミー(himieaoyama)、Tシャツ/スタイリスト私物

迷ったときも、これさえ着れば大丈夫。
そう思える、お守りのような1着が、鈴木京香さんにもあるそう。

「もう何年も前に購入したワンピースがとても気に入っていて。同じデザインに仕立ててもらったものを、何着も持っています。本当によく着ているので、周りからはいつも同じ服だと思われているかもしれません(笑)。でも、布地の色や素材、柄を変えて楽しんでます」

定番のスタイルを持ちながらも、柔軟に新しいエッセンスを取り入れているのも、鈴木さんらしいところ。

「お気に入りのスタイルがあるといっても、トレンドから離れてしまうのも避けたいので、お店へ行って、いま流行っているものをチェックするようにしています。ときには、役のために普段着ないテイストの服を、自宅で試すことも。この仕事でなければ、自分の好きなものだけを着ているかもしれません。でも、役によって着る服は違いますし、その服の空気感を理解できていないと、演じる役に違和感が生まれてしまうこともあるので」

ジップニット¥89,100、タートルネックニット¥75,900、パンツ¥82,500 /すべてリヴィアナ コンティ(イザ)、イヤーカフ(左耳上)¥78,100、イヤーカフ(左耳下)¥119,900、イヤーカフ(右耳)¥68,200、ミックスチェーンブレスレット¥135,300、チェーンブレスレット¥220,000/すべてヒロタカ(ヒロタカ 表参道ヒルズ)

年齢を重ねるにつれて、仕事に関する考えにも変化が生まれています。

「役を好きでいたいという思いは変わりません。ただ以前は、技術を高めるために、自分が成長できるような作品を選んでいるところもありました。でも今は、より豊かな時間を過ごすために仕事を選びたい。というのも、がんばりすぎている姿を見せるより、撮影現場で心から仕事を楽しんでいる姿を後輩には見せたいのです」

自身を「決して現場を引っ張っていくタイプではない」と笑います。

「私は姉御肌というより、どちらかというと妹気質なので(笑)。後輩の子から『姉さん』なんて呼ばれると、くすぐったくて。素敵な方々と素敵な作品に取り組んでいるからこそ、気負いすぎず、一緒にいい時間を過ごせればと思っています」

ニット¥176,000、スカート¥236,500 /ともにファビアナ フィリッピ(コロネット)、イヤーカフ(左耳上)¥56,100、イヤーカフ(左耳下)¥121,000、イヤーカフ(右耳)¥161,700、リング¥324,500、ブレスレット¥257,400 /すべてヒロタカ(ヒロタカ表参道ヒルズ)、パンプス(参考商品)/ペリーコ(アマン)

自然体でいることを大切にしつつも、「迷ったときはやってみる」という、前向きな選択も大切に。映画『キリコのタクト〜YELL〜』で、音楽教師を演じたときも、そうした決断があったのだそう。

「音楽を聴くことは大好きですが、歌ったり、演奏したりするのは苦手で……。私のリズム感で指揮をする役ができるのかな、と不安もありました。でも脚本を読んだとき、音楽を愛する温かなキャラクターに惹かれて。指揮やピアノの練習は大変でしたが、それから逃げずにトライして良かったと思います。これからも迷ったときはイエスと言って進んでいきたいです」

仕事では肩の力を抜きつつも、プライベートの時間では、持ち前のチャレンジ精神がいかんなく発揮されます。

「行ってみたい場所も、見てみたいものもたくさんあります。仕事において、自分の領域を超えて張り切る必要はもうないのかもしれません。でも、役を離れた時間では、好奇心の赴くままに、どんどん新しい世界へ踏み出していきたいです」

鈴木京香さんに聞く 一問一答

― 健康のベースになっている習慣は?
よく食べて、よく眠る。それが健康の基本だと思っているのですが、最近は愛犬が高齢になって、夜中にたびたび起こされてしまって。どうしたらよいのか、試行錯誤しているところです。

― いま、行ってみたい場所は?
アメリカのシカゴです。野球にはあまり詳しくなかったのですが、メジャーリーグで活躍する日本人選手を、現地で応援してみたいと思うようになりました。

― 食生活で意識していることは?
以前はたんぱく質を摂るために、お肉中心、野菜は少なめの食事でしたが、最近は旬の野菜をサラダで食べるように。玄米や雑穀も意識して取り入れています。

KYOKA SUZUKI
1968年、宮城県生まれ。1989年に映画デビュー。以降、多くの話題作に出演。近作に映画『栄光のバックホーム』など。待機作に映画『キリコのタクト〜YELL〜』(10月2日公開)、『BYE BYE LOVE 探偵はBARにいる』(12月25日公開)。2027年放送の大河ドラマ『逆賊の幕臣』に出演予定

SHOPLIST
サン・フレール 03-3265-0251
ヒロタカ 表参道ヒルズ 03-3478-1830
アマン 03-6418-5889
コロネット(ファビアナ フィリッピ) 03-5216-6516
アーティザン クチュール 日本橋高島屋店 03-6262-0844
himie aoyama 03-5485-1277
イザ 0120-135-015

photograph: Isao Hashinoki[nomadica] styling: Kyoko fujii[banana] hair & make-up: Takuma Itakura[nude.] text: Hanae Kudo

大人のおしゃれ手帖2026年10月号より抜粋
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください

この記事を書いた人

大人のおしゃれ手帖編集部

大人のおしゃれ手帖編集部

ファッション、美容、更年期対策など、50代女性の暮らしを豊かにする記事を毎日更新中! ※記事の画像・文章の無断転載はご遠慮ください

元記事で読む
の記事をもっとみる

注目コンテンツ