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「ジュース持ってきて」隣の部屋にいる妻からメッセージ。呆れた僕が取った行動とは

  • 2026.9.6
「ジュース持ってきて」隣の部屋にいる妻からメッセージ。呆れた僕が取った行動とは

現代の生活において、スマートフォンは手放せない便利な道具です。

しかし、我が家のスマホ活用法は、どう考えても度を越していました。

妻と高校生の娘。

彼女たちが僕に用事があるとき、直接声をかけることはほぼありません。

たとえそれが同じ家の中、いや、壁一枚隔てただけの隣の部屋であったとしてもです。

家庭内リモート要求の連鎖

ある休日の午後。

僕がリビングのソファでくつろいでいると、手元のスマホがピロンと鳴りました。

隣の部屋にいる妻からです。

『冷蔵庫のオレンジジュース持ってきて』

『すぐそこじゃん。自分で取れば?』

『今、手が離せないの』

ガラケーの時代から似たようなことはありましたが、メッセージアプリが普及してからはさらに拍車がかかっています。

ため息をつきながらジュースを運ぶと、妻はスマホの画面から目を離さずに受け取りました。

これだけではありません。

その日の夕方、今度は娘から電話がかかってきました。

何かトラブルでも起きたのかと慌てて電話に出ます。

「どうした!?何かあったのか?」

「あ、お父さん?私の部屋のエアコンのリモコン、そっちにない?」

電話の向こうから聞こえる声。

「いや、同じ家にいるんだから直接聞きに来なさいよ!」

「だってベッドから動きたくないんだもん。探してよー」

いくら便利になったとはいえ、これはさすがに異常事態です。

限界を迎えた僕の反撃

同じ屋根の下にいるのに、画面越しの文字や電波を通した音声でしか会話がない家族。

ふと、僕の中で張り詰めていた糸がプツリと切れました。

「いい加減にしろ!」

僕は立ち上がり、娘の部屋のドアを勢いよく開けました。

「な、なに急に大声出して」

ベッドで寝転がっていた娘が驚いた顔を見せます。

騒ぎを聞きつけて、ダイニングから妻も顔を出しました。

「あなた、どうしたの?」

「どうしたじゃない!同じ家にいて、数メートルしか離れていないのに、いちいちメッセージや電話で呼びつけるのはやめてくれ!」

僕は日頃の鬱憤を一気に吐き出しました。

「家にいるときは、直接顔を見て話しなさい!」

妻と娘は気まずそうに顔を見合わせました。

「ごめんなさい。確かに、ちょっとやりすぎだったわね」

「気をつけます」

それ以来、我が家から「リモート要求」はピタリとなくなりました。

直接耳に届く家族の声。

そんな当たり前の日常が、今はとても心地よく感じます。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた40代男性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

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