1. トップ
  2. 双子のママ・中川翔子、我が子の反応に期待!『映画「宇宙なんちゃら こてつくん」』で宇宙人役に挑戦

双子のママ・中川翔子、我が子の反応に期待!『映画「宇宙なんちゃら こてつくん」』で宇宙人役に挑戦

  • 2026.8.27

にしむらゆうじさんの人気Webまんがを原作に、2021年4月から2024年3月までNHK Eテレで放送されたテレビアニメ『宇宙なんちゃら こてつくん』。

『映画「宇宙なんちゃら こてつくん」うっかり出てきた宇宙人を探せ!』は、再編集したアニメ映像と、NHKの科学番組やJAXAが記録してきた実際の宇宙探査の実写映像を盛り込んだオリジナルストーリーが描かれる。

『映画「宇宙なんちゃら こてつくん」うっかり出てきた宇宙人を探せ!』で複数の宇宙人のキャラクターの声を担当した中川翔子さん 撮影=小嶋淑子
『映画「宇宙なんちゃら こてつくん」うっかり出てきた宇宙人を探せ!』で複数の宇宙人のキャラクターの声を担当した中川翔子さん 撮影=小嶋淑子

劇中に登場する複数の宇宙人のキャラクターの声を担当した中川翔子さんに、アフレコ時のエピソードや作品への想い、担当した主題歌『うちゅーのなんちゃら仲間』について、さらに子どものころからハマっているという「木星」の話などを語ってもらった。

人間ではないキャラクターのアフレコ「“しょこたんみ”を消すことを大事に演じました」

――本作の台本を読まれてみて、どんな感想を持ちましたか?

【中川翔子】とてもワクワクしました。宇宙は究極の多様性というか、“なんでもあり!”と思わせてくれるので、子どものころからものすごく興味があったんです。宇宙に存在する惑星には、地球と同じようにいろいろな生物がいるかもしれないと思うとワクワクしますよね。

本作の台本にはそういうワクワクが詰め込まれていたので、大人も子どもも楽しめる映画になると確信しました。“宇宙人はどんな姿で登場するんだろう?”、“どういう言語で喋るんだろう?”と想像しながら台本を読む時間も楽しかったです。

――これまでに数々の作品で声優を務められていて、本作ではたくさんの宇宙人を演じてらっしゃいます。アフレコはいかがでしたか?

【中川翔子】宇宙人や地球外生命体のトカゲ、フグなどあらゆるキャラクターの声を成立させるために、今回は喉だけじゃなく、口の中をあちこち動かして試行錯誤しながらアフレコに挑戦しました。たとえば、フグを演じる際には、巨大な宇宙人のおならを口で表現してみようと思い、トライしたんです。

そしたら“なにこの感覚?ワクワクが止まらない!”と、楽しい気持ちになって。新しいアフレコ体験というか、すごく新鮮でした。ある意味ルールがないというか、自由に演じることができてうれしかったです。

【写真】中川翔子さんのキュートな撮り下ろしカット 撮影=小嶋淑子
【写真】中川翔子さんのキュートな撮り下ろしカット 撮影=小嶋淑子

――キャラクターを演じ分ける際に、最も大事にしたことを教えていただけますか。

【中川翔子】2つあるのですが、まずはどんなキャラクターも魂を込めて演じること。そしてもう1つは、なるべく“しょこたんみ”を消すことを大事にしました。過去に、私が声優として参加した作品をご覧になった方が、「あれってしょこたんの声だったの?」と驚いてくださったことがあり、その言葉がすごくうれしかったんです。今回は宇宙が題材になっていますし、人間ではないキャラクターばかりなので、より“しょこたんみ”を消してアフレコに挑みました。

――中川さんは双子のお子さんがいらっしゃいますが、大きくなって本作を観たらどんな反応をするか楽しみですね。

【中川翔子】楽しみです!「ママはどのキャラクターだったかな?」とか「いくつわかった?」とか、いつか2人に聞いてみたいです。ほかにも「宇宙のどの星が好き?」とか、いろんな質問を投げかけられるのが本作の魅力ですよね。

宇宙のことが学べるだけじゃなく、“もしもこうだったら?”“もしも〇〇が存在していたら?”がたくさん詰まっているので、想像を膨らませられるのもすてきだなと。本作を観た方がみんな宇宙に興味を持ってくれたらいいなぁと思います。

撮影=小嶋淑子
撮影=小嶋淑子

もしも宇宙人が目の前に現れたら…?「『今って何にハマってる?』って聞いてみたいです」

――宇宙人や宇宙船に対して、どのようなイメージを持ってらっしゃいますか?

【中川翔子】大前提として、まず私は宇宙人や宇宙船がこの世に存在していると信じています。ハビタブルゾーン(地球と似た生命が存在できるとされる天文学上の領域のこと)には地球サイズの惑星があることや、小惑星や宇宙空間にはアミノ酸が存在するなど、あらゆることが発見されていますよね。だから今はまだ自分が宇宙人に会えていないだけで、絶対にいると思うんです。

――過去にアメリカ・ニューメキシコ州ロズウェル近郊に宇宙船が墜落したと言われる事件がありましたし、スタンフォード大学の教授が「宇宙人は100%、地球にいる」と断言されていますよね。

【中川翔子】私も実際にハワイでUFOを見たことがあるんです。仕事で行っていたのですが、ロケ撮影が終わったあと、チーム全員でタンタラスの丘に登って、「UFO見えるかな?」なんて話していたら2機発見して。その時10人以上いたのですが、みんなで雲の上をジグザグに飛んでいくUFOを見て大興奮でした。当時はまだガラケーだったので、撮影できなかったのが残念です。

撮影=小嶋淑子
撮影=小嶋淑子

――本作のなんちゃら雑学のパートで「宇宙人を見つけたときの決まりごと」があることを初めて知りました。

【中川翔子】“宇宙人と接触する=歴史が大きく動く”ことになる可能性があるので…。でも、アニメの中では宇宙人と普通に話していてかわいかったですよね(笑)。もちろんルールはあるけれど、いざ遭遇したら自分がどんな行動をするかなんてわからないじゃないですか。だから少しぐらい緩い考えを持っていてもいいんじゃないかなと思います。

――もしも目の前に宇宙人が現れたら、もしくは宇宙船から中川さんに何かメッセージが送られてきたら、どんなことを聞いてみたいですか?

【中川翔子】宇宙人と聞くと、映画やドラマのイメージもあって“侵略”や“攻撃”してくる姿を思い浮かべる人も多いかもしれませんが、きっと地球人と仲良くしたい気持ちや興味はあると思うんです。だから、まず共通点を見つけるために、「あなたが住んでいる星では何が流行っているの?」とか「今何にハマってる?」って聞いてみたいです。

答えが「侵略」だったら恐ろしいですけどね(笑)。でもきっと、宇宙人にも“楽しい”とか“うれしい”という感情はある気がするので、どんなことをしたら楽しいと感じるのかを知りたいです。動物だって笑っているように見える時がありますから、こちらが勝手に“今笑ったな”と思うのもアリなんじゃないかなと(笑)。

――かなり知的な生命体という話もありますよね。

【中川翔子】地球人が話す言語はどれも理解できそうですよね。そう考えると、宇宙人とコミュニケーションを取ることは、究極のグローバルな体験ができるということなのかもしれません。考えるだけでなんだかワクワクしますね!

撮影=小嶋淑子
撮影=小嶋淑子

中川翔子が一目惚れした“あるもの”を明かす

――中川さんが担当された主題歌『うちゅーのなんちゃら仲間』は、覚えやすい歌詞と、聴いているだけで楽しくなるメロディーが印象的でした。

【中川翔子】新曲をリリースする際に、キャンペーンで全国を回ると、地元の子どもたちが体育座りをして楽しそうに私のパフォーマンスを見てくれるんです。そんな姿がたまらなく愛おしくて、いつか子どもたちと一緒に盛り上がれる曲を歌いたいと思っていたら、今回とってもすてきな曲を作っていただけて。ありがたかったですし、夢が叶いました。

――“〇〇座!”と星座を叫ぶパートは特に盛り上がりそうですね。

【中川翔子】絶対に盛り上がると思います。ただ…星座の順番を覚えるのが大変で…(苦笑)。とはいえ、「みんなで歌いながら星座を覚えることができたら楽しいし、星の授業のときに無双できる歌にしたいです」と言い出したのは私ですし、ちょうどマミーブレイン(産後の物忘れや集中力の低下といった現象)のリハビリにぴったりだなと思ったので、今必死に歌詞を覚えているところです。

ちなみにJAXAの方が監修に入ってくださっているので、細かいところまで歌詞をチェックしていただけたらうれしいです。

撮影=小嶋淑子
撮影=小嶋淑子

――こてつくんたちが宇宙に興味を持ったように、中川さんはある日突然何かに興味を持って調べたりした思い出はありますか?

【中川翔子】幼いころ、祖父にお寿司屋さんに連れて行ってもらった帰り道に、眩しく光っている星を見つけて、「あれは何?」って聞いたら祖父が「あれは木星だよ」と教えてくれたんです。そのあと惑星の図鑑を買ってもらって、木星の写真を見たら縞模様がとってもかっこよくて一目惚れしちゃいました!“これが初恋?”というぐらいキュンキュンでしたね(笑)。

そのころちょうどシューメーカー・レヴィ第9彗星が木星に衝突したのですが、地球サイズに近い穴が開いたのにもかかわらず、平気で自転し続けている木星に驚いたのを覚えています。そのあとプラネタリウムに連れて行ってもらい、本格的に“宇宙”にハマりました。

――“宇宙”のことを考えると規模が大きすぎて、小さな悩みがどうでもよくなってしまいます。

【中川翔子】同感です。宇宙規模で考えると、人間の寿命は短すぎるので悩んでいる時間がもったいないですよね。だから何か嫌なことやつらいことがあったときは、木星に意識を飛ばすようにしています(笑)。

――お仕事や家事、育児など充実した日々を過ごされていると思いますが、どんなことをして息抜きしてらっしゃいますか?

【中川翔子】自分を甘やかすためのアイテムをそろえるようにしています。小説や漫画を読むと贅沢な気分になれますし、暑い夏を乗り切るために欠かせないスイカの冷凍スティックは、常に大量にストックしてあって毎日食べています。あと、ちょっと溶けたチョコレートも大好き(笑)。そんな感じで、ご褒美アイテムをたくさん用意するようにしています。

撮影=小嶋淑子
撮影=小嶋淑子

――今後、お仕事やプライベートで挑戦してみたいことは何かありますか?

【中川翔子】天文宇宙検定の3級に挑戦してみようと思っています。試験はオンラインでも受けられるので、すごく便利で。「好き」だけで終わるのはもったいないですし、子どもたちから宇宙に関する質問をされたときに、正しい知識を教えてあげたいので、絶対に受かるように勉強を頑張ります!

――最後に、中川さんのおすすめのSF作品があれば教えていただけますか。

【中川翔子】『2001年宇宙の旅』が大好きで、これまで何度も鑑賞しています。映画が制作された当時、まだ惑星探査機のボイジャーは飛んでいなかったので、木星がどんな形状をしているのかわからなかったはずなのに、木星探索をするという難しい描写にトライしていてすごいなと思いました。“どうやって撮ったんだろう?”と驚くようなシーンも満載ですし、スタンリー・キューブリック監督って天才だなと。

あと、コンピューターのHALが知能を持っていて、人間を陥れようと暴走するのがすごく怖かったです。仕事でAIを使い、人生相談までAIにするのが当たり前になった今現在、原作や映画に現実が追いついてしまった感がありますよね。AIが暴走したら怖いですが(笑)、技術の進化にはワクワクします。夢みたいなことが現実になる世界なので、いつか宇宙人にも会えるかもしれない…そう信じて健康な体で長生きしたいです。

撮影=小嶋淑子
撮影=小嶋淑子

取材・文=奥村百恵

(C) Space Academy/ちょっくら月まで映画委員会

※記事内に価格表示がある場合、特に注記等がない場合は税込み表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。

元記事で読む
の記事をもっとみる

注目コンテンツ