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【映画】“名前のない怪物”を描くサイコバイオレンス!『名無し』近日公開

  • 2026.5.10

現実では決して味わいたくない恐怖や狂気を体験できるのは、映画ならでは。そんな安全なスリルを体験できる映画を、リビングふくおか・北九州Web地域特派員のゆーれんママがご紹介します。

出典:リビングふくおか・北九州Web

©佐藤二朗 永田諒 / ヒーローズ ©2026 映画「名無し」製作委員会

2026年5月22日(金)より全国公開となる『名無し』(配給:キノフィルムズ)の試写を観させていただきました。

ストーリー

白昼のファミレスを襲った無差別大量殺人事件。防犯カメラに残された容疑者の中年男。 被害者が鋭利な刃物で刺される瞬間は映っているのに凶器の姿だけが目視できない。 鍵を握るのは男の右手。その手が向かう先には必ず何かが起こる。 目に見えない力の秘密に隠された、恐るべき真実から逃がれることはできるのか?  (公式サイトより)
出典:リビングふくおか・北九州Web

唯一無二の作品性

過激なテーマと特殊な世界観ゆえに、一度は封印されかけたこの作品。男が右手で触れた瞬間に相手は消え、死が訪れるという、見えない凶器によって繰り出される、強烈な設定は、想像を超える奇妙さと残虐さです。触れただけで人が倒れ、防犯カメラにも凶器が映らないのに傷はまるで刃物のようという、常識では説明できない恐怖は、正にサイコバイオレンスな作品。

しかし、男の過去や境遇が徐々に明らかになることで、なぜこうなったのか、本当に悪なのか?という問いが、観る側に突きつけられ、ただ怖いだけでなく、人間の欠陥や孤独に迫るドラマ性も含んだ内容です。

出典:リビングふくおか・北九州Web

佐藤二朗脚本の映画化

自ら原作、脚本を手がけ主演も務めたのは、コメディの印象が強い佐藤二朗。セリフを抑えた静かな狂気が不気味な存在感を表し、感情の読めない表情からは、異質すぎる存在を見事に体現しています。 また、容疑者の名付け親となるキーパーソンには、丸山隆平。容疑者の最大の理解者にしてトリガーでもある正体不明の女性にはMEGUMI。異常な執念で容疑者を追う刑事には、駆け出しの頃に同じ演劇畑出身の佐藤と切磋琢磨した佐々木蔵之介が、“同志”の熱望に応えて駆けつけました。

出典:リビングふくおか・北九州Web

正体が分からない怖さが、ホラーともミステリーとも一味違う、独特の緊張感を生んでいるこの作品。映像化が難しかった禁断の世界観は、単に”怖い”だけで終わらず、考えさせられる不気味さが残る映画です。正直、重いテーマでもOKか、グロさに耐性あるか?という判断が必要な映画だと思いますが、名もなき怪物の未知のうめきと”右手”から、狂気に狂った尖った世界観を感じてみるのも良いかもしれません。

『名無し』 原作・脚本:佐藤二朗 出演:佐藤二朗 丸山隆平 MEGUMI / 佐々木蔵之介 監督・共同脚本:城定秀夫 配給:キノフィルムズ 公式HP:https://774movie.jp 公式X (@774_movie):https://x.com/774movie ©佐藤二朗 永田諒 / ヒーローズ ©2026 映画「名無し」製作委員会

福岡県内の上映館:ユナイテッド・シネマ福岡ももち kino cinema 天神 ローソン・ユナイテッドシネマ 小倉 T・ジョイ久留米 ユナイテッド・シネマなかま TOHOシネマズ福津

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