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「いつになったら冷房なしで済む?」専門家が明かす、9月冷房をやめる判断基準

  • 2026.9.24
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

9月は秋の始まりといわれていますが、近年ではまるで夏本番を思わせるような気温の高い状況が続いています。筆者も9月になると、日々の気温をチェックしながら冷房をつける・つけないを判断する毎日を送っています。

例えば東京の気温は2023年以降、大きく上昇しています。

【最高気温】

6月 7月 8月 9月
2020年 27.5℃ 27.7℃ 34.1℃ 28.1℃
2021年 27.3℃ 30.3℃ 31.6℃ 26.2℃
2022年 27.6℃ 31.7℃ 32.0℃ 28.8℃
2023年 27.6℃ 33.9℃ 34.3℃ 31.2℃
2024年 27.7℃ 33.5℃ 33.6℃ 30.9℃
2025年 29.3℃ 33.2℃ 34.4℃ 30.9℃

出典:東京(東京都) 日最高気温の月平均値(℃)(気象庁)

【最低気温】

6月 7月 8月 9月
2020年 19.8℃ 21.8℃ 25.3℃ 21.5℃
2021年 19.4℃ 22.9℃ 24.3℃ 19.3℃
2022年 19.6℃ 24.4℃ 24.3℃ 21.1℃
2023年 19.6℃ 24.7℃ 26.1℃ 23.6℃
2024年 19.3℃ 25.0℃ 25.7℃ 23.5℃
2025年 21.2℃ 25.0℃ 26.2℃ 23.0℃

出典:東京(東京都) 日最低気温の月平均値(℃)(気象庁)

2023年~2025年の9月の気温は、2022年までの7月の気温とほぼ同等です。年によっては例外もありますが、近年は全体的にみて、6月よりも9月のほうが気温(最高・最低気温)が高くなる傾向にあることに注目してください。

とはいえ、9月は秋です。「いつになったら冷房をつけずに済むのか?」と思う人も多いでしょう。この記事では昼と夜それぞれに分けて解説します。

日中時間帯は28℃が目安。ただし服装により調整を

日中時間帯の場合は、室温が判断のポイントです。28℃を上回るようであれば、冷房をつけるとよいでしょう。こまめに温度計をチェックして、設定温度を臨機応変に調整し、快適な環境で過ごしましょう。

またスーツの場合は、クールビズで過ごす場合と比べて体感温度が2度ほど上がります。実感として「スーツのほうが暑い」と思う人も、多いのではないでしょうか。快適に過ごしたいと思うなら、この点も踏まえて設定温度を調整するとよいでしょう。

夜間も室温28℃が目安。ただし就寝中の室温上昇に要注意

夜間に冷房をつけるかどうかも、室温28℃が目安です。日中と異なるポイントとして、「就寝中もつけっ放しか、スイッチを切るか」の判断があります。冷房のスイッチを切って寝た場合、就寝中に室温が上がり、朝になると寝ていられないほど暑くなるかもしれません。

「冷房をつけないと暑い」「今夜は熱帯夜か、それに近い気温という情報を天気予報で見た」ときは、就寝時も朝までエアコンをつけっ放しにするとよいでしょう。

また「28℃以下のはずだが、ジメジメして暑い」と思う場合は、湿度が高い可能性があります。除湿機かエアコンの除湿機能を使う方法が有効です。

涼しく過ごせる方法はほかにもある

室内で涼しく過ごす方法は、ほかにもいくつかあります。扇風機やサーキュレーターは、冷房とあわせてよく使われる家電です。部屋の空気を循環させ、冷房効率を高める効果があります。

冷感機能がついた製品を取り入れるのもおすすめです。接触冷感機能のある製品は、肌の熱を奪って冷たさを感じさせる効果があります。現在では、肌着や寝具などさまざまな製品に使われています。

例えば寝具に冷感敷きパッドを取り入れると、ひんやりとした感触を得られるため、暑さによる寝苦しさを和らげてくれます。筆者も冷感敷きパッドを活用しています。普通の敷きパッドでは暑くて眠りにくい夜も、ひんやりとした感触を得ながら快適に眠ることができます。

早朝や夜間、外が涼しい場合は、窓を開けて外気を取り入れる方法もあります。対角線上の窓を開けるなどの方法を取ると、外の涼しい空気が入りやすくなります。ただし、蚊や蜂など、虫の侵入には注意してください。網戸の活用で、虫の侵入を防ぐことができます。

9月の冷房は、温度を確認して活用しよう

「9月だから冷房はもうつけなくてよい」と思い込むと、想定外の暑さに苦しんでしまうかもしれません。室内・屋外それぞれの温度をチェックしたうえで、臨機応変に判断するとよいでしょう。

冷房以外の暑さをしのぐ方法も組み合わせることで、より快適な暮らしを送ることができます。できる項目から始めてみてはいかがでしょうか?


参考:
熱中症を防ぐためには (環境省)
適切な室温管理について (環境省)


筆者:稗田 恵一
複数のIT企業でシステム管理業務、顧客向けサポート業務に従事したのち、大手ショッピングセンターで設備管理業務に従事する。2017年よりWebライターとして独立。ITや設備の管理経験を活かし、IT・設備・住宅など、読者に対して技術的な分野をわかりやすく解説する記事を多数提供している。ITや設備管理、FPに関する資格も保有中。


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