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北海道に、ねぶたがある。学生が作る「岩見沢ねぶた祭」を3日間楽しむポイントとは

  • 2026.8.24

ねぶたの灯り、お囃子の音色、跳人の足音、そして沿道から響きわたる「ラッセーラー」の大きな声。
そのすべてが重なり合ったとき、岩見沢のマチにひとつの鼓動が生まれます。

開催6回目を迎える岩見沢ねぶた祭は、8月28日~8月30日まで初の3日間開催の予定です。

前編の記事ではその歴史や奇跡の復活を遂げた経緯や地元・学生の熱い思いをお伝えしてきました。
ここからは今年の祭りの見どころをじっくりご紹介します!

岩見沢ねぶた祭2026の3つの見どころとは?

見どころ①迫力満点!ねぶた運行

Sitakke
2025年の様子

まず1つ目は、「ねぶた運行」!言わずもがな一番の見どころです!

今年は先ほどご紹介したメインねぶたを含め、合計10台のねぶたが運行します!
学生がイチから制作した鮮やかで迫力満点のねぶたが、岩見沢の街を彩ります。
ねぶたが大きく回転する演出もありますよ!

ねぶたももちろんですが、山吹色の半纏に身を包んだお囃子隊「岩鳴」にも注目です!

笛・太鼓・手振りの3つの楽器で音楽を奏でて、ねぶた運行を盛り上げてくれます。

Sitakke

また、ねぶた運行には、独自の「ラッセーラーラッセーラー!」という掛け声があります!
ぜひ沿道でご覧になる方は、お囃子隊の掛け声に続いて、「ラッセーラッセーラッセーラー!」と返してみましょう!
この掛け声のおかげで、実行委員もお客さんも一体となってみんなで運行を盛り上げることができるのです。

Sitakke

「岩鳴」代表の「川村晃生」さん(スポーツ文化専攻3年)は「卵かけご飯で例えるなら、ねぶたの山車がお米でお囃子が卵です!」と独特の表現で教えてくれました。

「お囃子はねぶたになくてはならない存在。もう少し具体的に説明すると、太鼓、笛、手振りの3つが一体となることで、ねぶたの迫力と躍動感を引き出し、観客の心を動かす大きな力となります」

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ねぶたの熱気や感動は、山車の美しさだけでなく、お囃子の音色によって作り出されているのです。

今年は、よりお囃子に力を注ぎ、クラウドファンディングで2台の太鼓を手に入れることができました。

「今、ノリに乗っている私たち岩鳴が岩見沢に熱狂をお届けします!」

当日は、ねぶたの灯かりに照らされながら、お囃子隊の音楽に合わせて「ラッセーラー!」とお腹から声を出し、みんなで一緒にねぶた運行を作れると、より祭りのボルテージが上がっていきます!

見どころ②朝から夕方まで!次々飽きないステージイベント

Sitakke

2つ目は、ステージイベント「Nフェス」!
会場は、岩見沢駅前の駅東広場にある半屋外の赤れんがホール!

朝から夕方まで、バンドやダンス、BMXなど、岩見沢市内外から集まったさまざまな出演者によるパフォーマンスが次々と繰り広げられます。

ホール内には飲食スペースもあるため、キッチンカーで購入したごはんを食べながら、Nフェス見ることができます。

毎年多くのお客さんがホール内に集まるので、お席はお早めに確保するのがおすすめです。

ねぶた運行が祭りのメインではありますが、運行が始まるまでの時間も、Nフェスやキッチンカーで一日中楽しめるのが岩見沢ねぶた祭の魅力です!

さらに、岩見沢ねぶた祭ならではの特別なステージが見られるかも…!?
祭りの熱気をさらに盛り上げる「Nフェス」にも注目です。

見どころ③38台が大集結!キッチンカーでおなかも満たして

Sitakke

最後に3つ目は「キッチンカー」!
今年は計38台のキッチンカーがやってきます!

「フライドポテト」や「焼きそば」などの定番の屋台メニューから、少しめずらしいキッチンカーまで出そろいます。
3日間あっても食べたいものが食べきれないほど…当日何にするか、考えている時間も楽しめちゃいます!

家族連れ、小さいお子さんも一緒にゆったりと席に座りながら楽しむのもいいですね。

実行委員に聞く!岩見沢ねぶた祭への思い

Sitakke

実行委員5名もこの祭りへ意気込みたっぷりです。

6代目実行委員長 内海虹さん(芸術スポーツビジネス専攻4年)

内海さんは実行委員長2年目、実行委員としては4年目の「ベテラン」。

そんな内海さんが「今年の岩見沢ねぶた祭は、今までで一番のお祭りにします!」と宣言します。

実行委員は学生のみですが、祭りが多くの地元の方の協力のもとでできていることを日々実感しているといいます。

「ご協賛の挨拶に行った際に『今年もがんばってね』と応援していただいたり、コンビニにねぶたTシャツを着ていくと、レジの方に「ねぶた祭楽しみにしてるよ」と言っていただいたり、非常に応援されているお祭りだと感じています」

迫力あるねぶたの姿やお囃子の音、会場全体の熱気を、ぜひ間近で感じてもらいたい。

「3日間を通して『岩見沢で一番盛り上がる夏』をつくり上げます!」と気合十分です。

事務局長 高野美憂さん(芸術スポーツビジネス専攻4年)

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「岩見沢ねぶた祭は見ているだけでも楽しめますが、一歩踏み出して参加すると、この祭りの景色はまったく違って見えてきます」

そう教えてくれた高野美憂さん。

「事務局の仕事は表に出ることは少ないですが、企業や行政、地域の皆さん、そして学生など、多くの方とのご縁をつなぎ、その支えを形にしていくことに大きなやりがいを感じています」

岩見沢ねぶた祭が何十年、何百年と地域に愛される文化として受け継がれていくよう、これからも地元の方と一緒に祭りを育て、次の世代へ繋いでいきたいと考えています。

「会場で、みんなで一緒に『ラッセーラー!』と声を響かせられることを楽しみにしています! 」

広報部長 八重樫梓紗さん(美術文化専攻2年)

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札幌出身だという八重樫さんはこの祭りを始めてみたとき「新鮮さ」を感じたといいます。

「運営も来場者の皆さんも一体となってここまで盛り上がる祭はとても楽しくて初めてでした。もっと多くの方にこの新鮮さを味わってもらいたいと思っています!」

会場の熱気がひとつとなり、岩見沢の鼓動がひとつになる最高の3日間を目指して、実行委員一同全力で作り上げていきます!

白鳥陽菜乃さん(芸術・スポーツビジネス専攻1年)

白鳥さんは、ねぶたの本場、青森の出身です。
地元で「囃子方」をやっていて、進学先の岩見沢にねぶたがあると聞いて「ぜひ入りたい」と思ったそう。

「制作や会場の手配、警察との連携など全て学生が行っていて、とてもすばらしいと感じました。市を巻き込んだイベントの企画、運営を学生の力で盛り上げていくことは岩見沢市を活性化させる大きな一歩だと思っています」

事務局 奈良彩寧さん(芸術スポーツビジネス専攻1年)

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当初は企業とのやり取りや資金をどう管理するかなど、「自分自身が実践的な経験を積むことが一番の目的だった」と振り返るのは奈良彩寧さん。

青森出身ですが、ねぶた祭そのものに特別な思い入れがあったわけではありませんでした。

「でも、研修で青森を訪れ、地元の人間ではなく北海道民という視点で囃子やねぶたを見て、楽しさや迫力、祭りのすばらしさを改めて実感したんです」

同時に、他の地域でも手本とされるほどステキな祭りを持つ地域に生まれたことを誇りに感じたといいます。

「私が青森で感じたねぶた祭の感動を、岩見沢市、そして北海道のみなさんにも届けられるよう、全力で取り組んでいきたいです」

岩見沢ねぶたの輪に、あなたも

ここまで記事を読んでくださり、ありがとうございます。
「岩見沢ねぶた祭」に向け奮闘する学生の想いは伝わりましたか?

北海道・岩見沢の地で、地域と訪れる人と、学生と…
これはみんなで作り上げる祭りです。

さまざまなイベントや食。
迫力と、あたたかさと、そして朝から夜まで楽しめる岩見沢を満喫する3日間に、ぜひ注目してください。

岩見沢ねぶた祭

■2026年8月28日~30日

■JR岩見沢駅前(ねぶた運行は駅東市民広場公園からスタート)

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文:北海道教育大学岩見沢校 松尾京・森田芽吹
編集:Sitakke編集部あい

※掲載の内容は取材時(2026年7月~8月)の情報に基づきます。

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