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「ランチも習い事も、全部一緒にやろうよ」職場で頼りになる先輩。だが、私が無理に輪へ戻るのをやめたワケ

  • 2026.8.24

後から入った私を、輪に入れてくれた人

その職場で、最初に声をかけてくれたのは彼女でした。

後から入った私に仕事を教え、休憩のときにも自然に仲間へ入れてくれます。慣れない時期だったので、その気遣いがありがたく感じられました。

「困ったことがあったら、なんでも言ってね」

みんなで何かをするときは彼女が中心になり、昼食の店や休憩の過ごし方も、いつの間にか決まっていることがよくありました。最初は、まとめてくれる人がいるのは楽だと思っていました。

ただ、しばらくすると少し窮屈に感じる場面も増えていきました。誰かが別の案を出しても、結局は彼女の提案に合わせることが多かったのです。

ある日、ロッカーの前で別の同僚が小さく言いました。

「なんか、ちょっとついていけないときあるよね」

同じように感じている人もいるのだと、そのとき初めて知りました。

やがて、仕事の外でも一緒に過ごそうという誘いが増えていきます。

「ランチも習い事も、全部一緒にやろうよ」

けれど、誘われた習い事にはどうしても興味を持てませんでした。ほかの人たちは参加するようでしたが、私は言葉を選びながら断りました。

「ごめんね。それは私は遠慮しておこうかな」

断ってから、少しずつ距離ができた

それから、以前のように休憩へ誘われることが減りました。休日にみんなで出かけたことも、あとから人づてに聞くようになります。

少し寂しさはありましたが、興味のないことまで合わせて輪へ戻ろうとは思いませんでした。

しばらくすると、彼女から再び声をかけられました。

「今度こそ一緒に行こうよ。みんなも行くから」

私は笑って、また断りました。それが何度か続いたあと、誘われる回数も自然と減っていきました。

彼女が悪い人だとは思いません。ただ、みんなで一緒に行動することを、私よりずっと大切にする人だったのだと思います。

同じころ、休憩時間を一人で過ごす同僚も少しずつ増えていました。ある日、一人で昼食をとっていると、そのうちの一人が向かいに座りました。

「一人で食べたいときも、あるよね」

その一言に、私は思わず笑いました。

話したい日は話し、一人でいたい日は無理に合わせない。そんな距離で付き合える人がいることに気づいてから、職場での過ごし方がずいぶん楽になりました。

いまは休憩時間に一人で本を読んでいても気になりません。誰かと一緒にいることと、無理に周囲へ合わせることは違うのだと感じています。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた40代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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