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「今のままだと損するぞ」趣味の集まりで説教する男。だが、他のメンバーの一言で状況が一変

  • 2026.8.24

意気投合したはずの相手でした

5年ほど前、趣味の集まりに顔を出したときのことです。

そこでたまたま隣り合った年上の男性と話が弾みました。

好きなものが同じで、こだわっている部分まで似ています。

初対面なのに話題が尽きず、「こんなに話の合う人もいるんだな」と、僕は素直にうれしくなっていました。

その流れで、集まりのあとに近くの店で食事をすることになりました。

席についてしばらくは趣味の話で盛り上がっていたのですが、料理が並ぶころから少しずつ雰囲気が変わっていきます。

仕事や休日の過ごし方について話したとき、男性が急に言いました。

「そのやり方は違う。俺ならこうするけどな」

そこからは、仕事の進め方、休みの使い方、お金の使い方まで次々と口を出されました。

僕から相談したわけではありません。それでも相づちを打つたび、新しい助言が返ってきます。

「今のままだと損するぞ。俺の言う通りにしたほうがいい」

最初は親切心なのだろうと思って聞いていましたが、だんだん疲れてきました。

適当な理由をつけて食事を切り上げ、店を出る前に連絡先だけ交換しました。

すると翌日から、何度も連絡が届くようになりました。「昨日言ったことはどうなった」「次はいつ飯に行く」といった内容です。

短く返しても、すぐに次のメッセージが届きます。

相手は面倒を見ているつもりなのだろうと思うと、強く断ることもできず、その状態が1週間近く続きました。

常連の人が返した一言

その後、僕が再び趣味の集まりへ行くと、男性は僕を見つけて近づいてきました。

「この前の話、まだ直してないだろ。だから言ったのに」

また始まった、と思いました。

何と返そうか迷っていると、少し離れたところにいた集まりの常連の人がこちらを見て、静かに口を開きました。

「その人のやり方は、その人が決めることですよ」

男性は一瞬黙り、「いや、俺は」と言いかけましたが、それ以上は続けませんでした。

そのまま話題を変え、少し離れた場所へ移っていきました。

僕は常連の人に礼を言いました。そして、このまま曖昧にしていたら同じことが続くと思い、男性にも自分から伝えることにしました。

「助言はありがたいです。でも、自分のことは自分で決めたいです。連絡も少し控えてください」

男性は何か言いたそうな顔をしましたが、最後は短くうなずきました。それ以降、頻繁に届いていた連絡は止まりました。

次に集まりへ行ったとき、男性とは目が合いましたが、軽く会釈をしただけでした。僕もそれ以上は話しかけず、自分の好きなことに集中しました。

悪気のない助言でも、受け取る側には負担になることがあります。あのとき常連の人が静かに言ってくれた一言が、自分で線を引くきっかけになりました。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた20代男性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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