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「食欲がないときも食べられる」毎日の食事を“フルーツ”で済ませた50代女性→ある日、身体に起きた“予想外の症状”とは?

  • 2026.9.4
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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

残暑が厳しい8月後半。夏から秋にかけては、ぶどうなどの旬のフルーツが豊富に出回り、手ごろな価格で楽しめる時期でもあります。50代女性のAさんは冷蔵庫にメロンや桃、シャインマスカットや巨峰などを常備。

「フルーツなら水分も摂れるし、暑くて食欲がないときも食べられる」と、毎日の食事をフルーツだけで済ませることもありました。

ところが、そんな生活を続けているうちに、体がだるい、疲れが抜けない、なんとなく食欲もない……と、すっかり夏バテ状態に。実はその原因のひとつが、フルーツ中心の食生活によるたんぱく質不足でした。今回は、残暑の時期に陥りやすい「フルーツたっぷり」の食事の落とし穴と、夏バテを防ぐための食べ方を解説します。  

旬のフルーツを楽しむほど要注意?残暑の夏バテの落とし穴 

厳しい暑さが続いた今年の夏も、ようやく終盤に差し掛かってきました。

「暑さを乗り切ったと思ったら、ここにきて急に体がだるくなった」「疲れが抜けず、食欲もない」。そんなふうに、残暑になってからどっと疲れを感じている人も多いのではないでしょうか。

今年は、メロンやぶどうなどのフルーツが各地で豊作となり、手ごろな価格で楽しめるとニュースでも報道されています。

50代のAさんも、この夏はメロンに桃、ぶどうの次は梨、と旬のフルーツを冷蔵庫に常備。暑くて食欲がないときも、冷たくて甘いフルーツなら食べやすく、朝食代わりにしたり、水分補給を兼ねておやつに食べたりして、旬の味覚を楽しんでいました。

ところが、そんな生活を続けていた8月下旬、体はだるく、疲れが抜けない夏バテ状態に。食生活を振り返ってみると、フルーツはこまめに食べている一方で、食事代わりにしてしまうことも多く、栄養バランスが崩れていたのです。

フルーツには、水分のほか、ビタミンやミネラルなどが含まれており、暑い時期の栄養補給にも役立ちます。冷たく冷やしたフルーツは、食欲が落ちやすい残暑の時期にも食べやすい食材です。

しかし、フルーツだけで食事を済ませる習慣が続くと、夏の疲れから体を立て直すために必要な栄養素が不足してしまうこともあります。

水分もビタミンも摂れるのに…フルーツだけでは疲れが抜けない理由

フルーツには、ビタミンやミネラル、食物繊維のほか、水分や糖質も含まれています。食べることで水分やエネルギーを補給できるため、食欲がないときにも「何も食べないよりは、フルーツを食べたほうがいい」と感じる人もいるでしょう。

しかし、今年のような厳しい暑さで消耗した体の回復を促すには、ビタミンやミネラル、糖質に加えて、たんぱく質も十分に補う必要があります。 

たんぱく質は、筋肉や内臓、皮膚など、体をつくる材料となる栄養素です。暑さによる疲労で体力が落ちているときに、食事から摂るたんぱく質が不足してしまうと、体の回復や維持に必要な栄養素が足りなくなり、だるさや疲れを感じやすくなることがあります。

特に注意したいのが、「食欲がないから」と食事をフルーツだけで済ませてしまうことです。一食だけなら大きな問題にならなくても、それが何日も続けば、1日に必要なエネルギーやたんぱく質を摂る機会そのものが減ってしまいます。

フルーツは、暑い時期にも取り入れやすい食材ですが、それだけで食事を済ませるのではなく、食事の一部として楽しむことがポイントです。まだまだ続く残暑を元気に乗り切るためにも、フルーツ以外の食品も組み合わせ、1日の食事全体で栄養バランスを整えていきましょう。

フルーツに「ひとつ足す」だけ!残暑におすすめのたんぱく質補給 

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食欲がないときに、無理をして肉や魚をたくさん食べる必要はありません。まずは、食べやすいものに、たんぱく質を含む食品をひとつプラスすることから始めてみましょう。(※アレルギーやご自身の体質に合わせて食材をお選びください)

例えば朝食なら、フルーツにヨーグルトや牛乳、チーズなどを組み合わせるのがおすすめです。ごはんやトーストが食べにくいときは、オーツ麦やナッツ、ドライフルーツなどを合わせた「ミューズリー」も選択肢のひとつ。砂糖などを加えていないタイプなら、旬のフルーツやヨーグルトとの相性も抜群です。

昼食も、適当に済ませず、たんぱく質をしっかり摂ることを意識しましょう。食べやすいそうめんでも構いませんが、そうめんだけで済ませないことがポイントです。しゃぶしゃぶ用の肉をさっとゆでて添えたり、枝豆や納豆をプラスしたりするだけでも、たんぱく質を補えます。食事でしっかりたんぱく質を補給し、フルーツはデザートに少量、またはおやつの時間に楽しむのも良いでしょう。

ただし、暑いからといって、冷たいものばかりを続けて食べるのは避けたいところ。フルーツは冷蔵庫から出してすぐではなく少し置いてから食べる、そうめんなどの冷たい麺類には温かいお茶を添えるなど、体を冷やしすぎない工夫も取り入れましょう。

豊作でおいしい旬のフルーツは、残暑の時期にも楽しみたいもの。1日200g程度を目安に、食事の代わりではなく、食事の一部として取り入れ、食事にはたんぱく質を「ひと足し」して、残暑を元気に乗り切りましょう。

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