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人気のスクイーズ玩具で深刻なやけどのリスク? 米安全機関が警告を発令

  • 2026.8.20
Hearst Owned

大人気のおもちゃ「スクイーズ」に潜む火傷のリスク

感触が癖になるぷにぷにとしたおもちゃ「スクイーズ(スクイッシー)」。海外での化学物質検出によるリコールや模倣品の横行など、何かと話題が絶えないが、米国の製品安全機関である米国消費者製品安全委員会(CPSC)が、新たな危険性について注意を呼びかけている。それは、スクイーズが原因となる「深刻なやけど(火傷)のリスク」だ。日本でも子どもや若い世代を中心に大人気のおもちゃだけに、保護者は正しい知識を持っておきたいはず。

炎天下の車内放置は厳禁! 粘着性の中身が皮膚に付着する危険も

CPSCの発表によると、スクイーズを直射日光の当たる場所や高温の車内、ヒーターの近くなどに放置すると、危険なほど高熱になるという。加熱されたスクイーズは破裂し、中の素材が飛び散って重度のやけどを引き起こす恐れがあるのだ。特に注意したいのが、内部の充填物が粘着性を持っている点だ。皮膚に張り付いて熱を伝え続けるため、怪我をさらに悪化させてしまう。車内をおもちゃ置き場代わりにしている家庭は、後部座席や窓際に置き去りにしないよう今すぐ確認してみよう。

SNSで拡散する「電子レンジ加熱」トレンドの危険性

さらに事態を深刻にしているのが、TikTokをはじめとするSNSで流行中の危険なトレンドだ。スクイーズを電子レンジで加熱して膨らませたり、形を変えたり、破裂させたりする動画が拡散されている。CPSCは「これらの実演は非常に危険であり、絶対に真似をしてはいけない」と強く警告している。面白半分で実験してみたくなる子どもも多いため、家庭内で「絶対に温めてはいけない」としっかりルールを共有することが大切だ。

有害物質や誤飲リスクも! 模倣品には特に注意

スクイーズが加熱されて外側のカバーが破れると、内部の危険な素材に晒されるリスクもある。これには有害な化学物質や、誤飲すると体内で膨らむ危険なウォータービーズ(吸水性ポリマー)、吸引・誤飲の危険がある充填物が含まれる。特に品質管理が不十分な模倣品(偽物)で顕著だ。CPSCは米税関・国境警備局と連携し、基準違反のスクイーズ約35万5600個以上の流入を阻止した。現時点で特定ブランドの回収(リコール)はないが、危険な加熱行為の防止と偽物への警戒が必要だ。

もしもスクイーズでやけどをしてしまったら? 正しい応急処置法

万が一、加熱されたスクイーズでやけどを負ってしまった場合、どう対処すべきなのだろうか。CPSCが強調するのは、「絶対に氷で冷やしてはいけない」ということだ。正しい手順として、まずは流水(冷水)で少なくとも20分間冷やし続けよう。その後、石鹸を使って皮膚に残った粘着物質を優しく洗い流す。清潔にして乾かしたら、きれいな絆創膏やガーゼで保護しよう。重度のやけどや子ども、感染の兆候が見られる場合は、迷わず医療機関を受診しよう。

※この記事は『Good Housekeeping』の翻訳をもとに、ウィメンズヘルス日本版が編集して掲載しています。

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