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2026年もまた増えた!米ツアーで戦う日本人選手たち

  • 2026.5.10

年々海外ツアー挑戦の夢を叶える日本人選手が増えているが、今季もまた増加となった。その選手たちがなんの資格で出場権を得たかにも注目!

男子ツアー

2026年もまた増えた!米ツアーで戦う日本人選手たち
松山英樹

男子ツアーは新しいシード選手が加わって賑やかに。今年から1試合の出場可能人数の上限が減り、それに伴う形で“シード枠”も125位から100位以内へと減った。例をあげると、最大156人だった試合が144人、132人だった試合が120人になり、開幕戦となった(「ザ・セントリー」は中止に)「ソニーオープン」も120人で行なわれる。

PGAツアーのホームページでも、平田憲聖のカテゴリーまでは“ツアーカード保持者であると考える”と表現されているが、今後、補欠(ウェイティング)に入る試合が出てくる可能性は高い。昨年のフェデックスポイントで100位以内に入った、久常涼、金谷拓実なども、現状では前年上位50位の選手が優先出場できるシグニチャーイベントには出場できない。

また、昨年12月のQTに挑戦した金子駆大、杉浦悠太、石川遼の3人がコーンフェリーツアーの出場権を獲得し、杉浦、石川は参戦を表明。DPワールドツアーのシード権をもつ金子も、コーンフェリーツアー出場も重要な選択肢として考えており、男子下部ツアーからも目が離せなくなりそうだ。

PGAツアーの出場基準はこの数年でさらに変わりそうだが、上位出場ランクの権利獲得に松山英樹以外の選手がどこまで食い込めるかに注目だ。

出場資格

[PGAツアーの出場権取得選手]
松山英樹(29位)
前年の優勝+ランクのトップ50位以内
久常涼(95位)
前年ランクの71~100位
金谷拓実(99位)
前年ランクの71~100位
中島啓太
前年DPワールドツアー上位10位
平田憲聖
前年のコーンフェリーツアー上位20位

[コーンフェリーツアー出場権取得選手]
大西魁斗、杉浦悠太、石川遼、金子駆大
※松山、久常、金谷の( )内は
昨年のフェデックスポイントの順位

女子ツアー

女子ツアーも本格参戦する選手がさらに増えて、今年は新たに2選手が加わる。男子の出場優先順位リストは、過去のメジャー優勝、「プレーヤーズ選手権」優勝者など、試合での優勝者が上位にランクされるが、女子は優勝ではなく、ロレックスポイントランキングを主としてカテゴリー分けされている。

もし、PGAツアーの優先順位に当てはめると、24年に全米女子オープンを制した笹生優花などメジャー優勝者が優先順位の最上位になるのだが、ここが男子と女子で異なるところ。昨季、全英女子オープンを制した山下美夢有もメジャーでの優勝よりも、ポイントのランキングで日本人選手の出場優先順位のトップにランクインしている。

このポイントランキングで優先順のトップ「カテゴリー1」と呼ばれる枠に入れるのは80位以内まで。ところがこれまた説明が難しいのだが、この80位以内には「公傷からの復帰選手」も入ってくるので80位までの枠が広がり、吉田優利のように80位以下の選手でもカテゴリー1に含まれる。

このカテゴリーを調べていくと、カテゴリー17(過去21年間の優勝者)という権利もあり、出場優先順は低いが宮里藍も出場資格をもっているということがわかった。

出場資格

[LPGAツアー出場権取得選手]
カテゴリー1/前年度ランク上位80位
山下美夢有(2位)、竹田麗央(4位)、
畑岡奈紗(9位)、西郷真央(12位)、
岩井明愛(13位)、岩井千怜(15位)、
勝みなみ(18位)、古江彩佳(24位)、
馬場咲希(71位)、吉田優利(82位)
カテゴリー3/過去5年のメジャー優勝者
笹生優花
カテゴリー9/EPSONツアーの上位10位
原英莉花
カテゴリー15/予選会(QT)の上位25位
櫻井心那、西村優菜、渋野日向子
※カテゴリー1の( )内は昨年のロレックスポイントの順位

いかがでしたか? ぜひ、各プロ選手の活躍に期待しましょう。

フォトグラファー
田辺安啓(通称JJ)
●たなべ・やすひろ/1972年生まれ、福井県出身。ニューヨーク在住。ウェストバージニア大学卒業後、ゴルフコース、テレビ局勤務を経験し、ゴルフを専門とするフォトグラファーに転身。ツアーのみならず、コースやゴルフ業界全般に関わる取材も行なっている。

取材・写真=田辺安啓
TEXT & PHOTO Yasuhiro JJ TANABE

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