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大好きなママと、お別れ?キタキツネの「ひとり立ち」の季節【写真2枚・北海道のかわいい動物たち②】

  • 2026.8.18

今週もインスタグラム「北海道3大かわいい動物」プロジェクトに寄せられた、みなさまからのお写真をご紹介します。(2026年8月10日〜8月14日ピックアップ分・後編)

前編の記事では、「水浴び」が大好きなシマエナガの写真などをお届けしましたが、この記事は後編です。

「ひんやり」そして「いい香り」

Sitakke
撮影:yuka_petit_bonheurさん

エゾシマリスが苔に身をピタッとくっつけています。
苔のニオイって、どんななのでしょう?

もしかしたら、雨上がりの森の空気をぎゅっと閉じ込めたような香りがするのかもしれません。

あるいは夏の暑い日に湿り気をふくんだ苔にお腹を乗せて、ひんやりとした涼しさを感じているのかもしれません。

近くで見る苔には、小さな森をぎゅっと閉じ込めたような不思議な世界が広がっています。

エゾシマリスの目にはこの景色がどのように映っているのでしょう?

8月は「ひとり立ち」の季節

Sitakke
撮影:@taiga0508さん

親ギツネの背中に乗って「いいでしょう! ママの背中…」なんて、カメラに話しかけてくれているようですね。

しかし、8月は多くのキタキツネにとって「子別れ」の季節です。

毎日のように体じゅうをなめて、ていねいに汚れやダニを取ってくれていたお母さんギツネが、ある朝突然我が子に向かって吠え、時にはかみついて、自分のそばへ寄せつけなくなるのだと聞きました。

子ギツネには、その理由がわからないことでしょう。
それでも、お母さんの態度は変わることはありません。

やがて子ギツネは暮らし慣れた巣穴をあとにして、ひとりで生きていく道を歩き始めます。

刈り取られた麦畑が空の向こうまで続き、その上には白い入道雲が大きく広がる夏の日に、たった1匹で歩いていく子ギツネの姿を見かけることがあります。

きっと、不安でいっぱいなのでしょう。
でも冬を乗り越え春になれば、今度はキミが新しい命を育む番です。

◆「北海道3大かわいい動物」プロジェクト
インスタグラム やSitakkeの記事で発信中

◆文:「北海道3大かわいい動物」プロジェクト事務局 / ami_papa
1987年からカメラマンとして北海道の自然や野生生物の撮影を始める。アメリカのイエローストーン国立公園やカトマイ国立公園、デナリ国立公園で野生生物、マレーシア・ボルネオ島でオランウータン、アオウミガメの取材も経験。2020年から「北海道3大かわいい動物」プロジェクトを主催。

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