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訪れる者すべてがハッピーに。昼飲みの新しい世界が広がる福岡〈酒喫茶 白昼夢〉

  • 2026.8.21

福岡の酒場はやっぱり熱い。なにより店主が楽しんでいるし、居合わせる客は地元民もツーリストも、いつしかその空気に当てられて楽しくなってくる──そんな熱気が漂う酒場を求めて、六本松〈酒喫茶 白昼夢〉へ。

photo: Yoshiko Watanabe / text: Michiko Watanabe

福岡〈酒喫茶 白昼夢〉外観
フィガロジャポン

女神降臨。店主・榎原渚さんの輝くような人柄に魅せられ、小さな店内にはいつも客があふれる(実際、入り切らずに外のカウンターに流れる人が出ることも)。かつて、マンションの一室で開いたワインバーの名は〈黄昏〉。

福岡でナチュラルワインを飲むならここと、市内だけでなく全国からファンが訪れた。だが、10周年を迎える頃、出産。転換期となった。

渚さんの次のフェーズは何なのか?と期待が高まる中、選んだ手段はクラウドファンディングでの店作り。「〈黄昏〉は隠れ家的な店でしたが、もっと地域の人ともつながりたい思いがありました」。

育児と仕事を両立させるために、夜から昼にシフトチェンジ。その名も〈白昼夢〉。昼から飲める「酒喫茶」というスタイルにした。ワインに限らず、オリジナルのサワーやヒューガルデンの生ビールなども楽しめる気軽な酒場だ。

福岡〈酒喫茶 白昼夢〉ブルーチーズトースト
名物ブルーチーズトースト800円。近所の〈マツパン〉のパンを見た時に思いついた。
福岡〈酒喫茶 白昼夢〉ナポリタン
ナポリタン1,200円。ほんのり甘口。パルミジャーノと黒コショウで、ワインが進む。

場所はちょっとレトロな、でも最近は新感覚な店が増えつつある六本松エリアに。保育園まで2分、夫の営む〈BASKING COFFEE〉まで3分という好立地。5坪ながら中身は濃厚。何かあれば、すぐに休める自由営業。誰もが憧れる理想の働き方となった。

すぐに街とも仲良くなり、毎日来る常連客も、一日に何度も来る人も。まさに老若男女が集う、みんなのサードプレイスになった。

戸棚の横にある小鳥が2羽付いた鐘は、みんなに一杯振る舞いたくなった人が鳴らすそう。その鐘を鳴らすのはどなた?

福岡〈酒喫茶 白昼夢〉外観
黄昏から白昼夢へ。時を置かず街に欠かせない存在になった。ワインに限らず、夫が営むコーヒー店のブレンドを一杯という常連も。

Information

酒喫茶 白昼夢

住所:福岡県福岡市中央区六本松2-2-13
TEL:非公開
営:13時〜18時(金・土15時〜23時)
休:月曜、不定休。営業はInstagramのストーリーズで確認を

コップワイン500円〜、グラス1,000円〜。ぬかエッグサンド800円など軽食も。

※20歳未満の者の飲酒は法律で禁止されています。

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