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飛距離が伸びない原因は「ボールを見ている」からだった!正しいスイングを解説

  • 2026.8.18

飛距離を伸ばすには、セオリーの呪縛を解いてもっと自由に動いたほうがいいと寺西プロ。「ボールをよく見ろ」はNGというがその真意を教えていただきました。

ボールのまわりをぼんやりと見ると体がラクに動く

アマチュアは「ボールをよく見て打て」「ヘッドアップするな」と教わるせいか、ボールを見すぎる傾向がある。これが飛ばない原因だと寺西明はいう。

「ボールを見て打つというセオリーは、初心者向けのものであって、ベテランプレーヤーはその呪縛を解くべきです。理想は素振りと同じスイングですから、ボールをしっかり見る必要はありません。本番ではボール1点を凝視するのでなく、ボールのまわりをぼんやりと見るだけでOKです。ボールよりもターゲットに対する意識を高めれば、体がラクに動くのはもちろん、振り抜きがよくなって飛距離がアップしますよ」

ターゲット方向への意識を高めれば飛距離が伸びます!
どこに打つかを考え、意識をターゲットに向けることが大事。ボールを意識するほど体が硬くなり、動かなくなってしまう

全体をぼんやり見る

ボールのまわりをぼんやりと見て、視界の中にボールがあるという感覚が大事。ボール1点を凝視するのはNG

【Point1】ボールへの意識をなくすと体は大きくスムーズに回る

素振りのときスムーズに振れるのは、目の前にボールがなく動きにも制限がかからないため。本番でもボールを意識しすぎなければ、バックスイングでの深い捻転が可能になるうえに、ダウンスイング以降の体の回転力がアップする

これはNG

ボールを見るほど体は動かない

ボールを見るとバックスイングで左肩が、フォローで右肩が下がる。結果、体が回らず、いくら力を入れても飛ばない

【Point2】当てることより振り抜くことを重視しよう

ミスをすると「ヘッドアップをしていた」と指摘されるが、それはゴルファーの常套句で、実際はあまり関係がないという寺西。頭を無理に残すより、振り抜きを重視し、回転とともに頭を上げたほうが大きなスイングアークで飛ばせる

インパクトはアドレスの再現ではない

飛距離が伸びない原因は「ボールを見ている」からだった!正しいスイングを解説
左:アドレス、右:インパクト

「インパクトはアドレスの再現」というセオリーも呪縛のひとつ。体の回転が止まりやすく、飛ばなくなるので注意


レッスン=寺西明
●てらにし・あきら/1966年生まれ、兵庫県出身。181㎝、95㎏。49歳でプロテストを受験し、見事一発合格。会社の社長も兼務する異色のプロ。17年から3年連続で勝ち星を挙げている。安原HD所属。


構成=小山俊正 写真=圓岡紀夫 取材トーナメント=日本プロゴルフ シニア 住友商事・サミットカップ

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