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「そんなに気にすることかな」削除を断った私、知らない人が娘の名前を呼んだ日

  • 2026.8.16
ハウコレ

遠足で撮った写真を、友人の娘の名前と一緒にSNSへ投稿しました。削除してほしいと頼まれても、私は大げさだと考え、そのまま公開を続けました。

数日後、スーパーで知らない人から娘の名前を呼ばれ、ようやく相手の不安を考えました。

許可を取らずに投稿しました

遠足の引率で撮った写真には、子どもたちが楽しそうに遊ぶ様子が写っていました。中でも気に入ったのは、娘と仲のよい子が並んだ写真です。私は本人の母親へ確認せず、SNSへ投稿しました。

文章には、その子の名前も書きました。娘と姉妹のように仲がよいことを伝えたかったからです。悪意のある投稿ではないのだから、相手も喜んでくれると思っていました。公開範囲が誰でも見られる設定であることも、深く考えていませんでした。

自分が載せたい写真かどうかだけで判断し、写っている子どもや保護者がどう感じるかを確認していませんでした。

削除してほしいと言われても断りました

翌日、その子の母親からメッセージが届きました。

「昨日の投稿なんだけど、うちの子の顔も名前も出ていて。消してもらえないかな」

私は「そんなに気にすることかな」と返しました。園の行事で撮った思い出であり、変な内容でもない。仲のよい相手なのだから、問題にはならないと考えていました。しかし、相手は嫌だと伝えています。それでも私は、自分が危険だと思わないことを理由に、削除をしませんでした。

送り迎えで顔を合わせたときも、こちらから話題にはしませんでした。謝れば投稿を消さなければならなくなると思い、相手が諦めるのを待っていたのだと思います。

知らない人に娘の名前を呼ばれました

娘とスーパーへ行ったとき、知らない男性から娘の名前を呼ばれました。男性は「大きくなったね」と話しかけてきましたが、私にも娘にも見覚えはありません。男性はそのまま離れていきました。

どこで娘の顔と名前を知ったのかは分かりません。それでも、私がSNSへ載せた写真と文章が浮かびました。娘の顔と名前を誰でも見られる場所へ出していたのは、私です。同じように、友人の娘の情報も許可なく公開していました。

自分の娘が知らない人から名前を呼ばれるまで、相手が感じた怖さを考えようとしませんでした。

そして...

帰宅後、子どもの顔と名前が出ている投稿を削除しました。それから友人へメッセージを送りました。

「スーパーで知らない人に、娘の名前を呼ばれたの。あのとき消してって言ってくれた意味、やっと分かった」

投稿をすぐ消さなかったことと、「そんなに気にすることかな」と返したことも謝りました。自分の娘に何も起きなければ、私は相手の頼みを受け入れなかったのだと思います。危険を実感できなかったことは、削除を断ってよい理由にはなりません。

今は、子どもの後ろ姿であっても、ほかの家族が写っていれば投稿前に確認するようにしています。

(30代女性・会社員)

本記事は、読者アンケートに寄せられた実体験をもとにした本人視点の記事を参考に、相手側の心情を想定して制作しています。実際の相手本人への取材ではなく、編集部による解釈を含みます。

(ハウコレ編集部)

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