1. トップ
  2. エピソード
  3. 「孫の名前は私が決める」と張り切る義母→夫が見せた紙に義母が固まった

「孫の名前は私が決める」と張り切る義母→夫が見せた紙に義母が固まった

  • 2026.5.11
ハウコレ

妊娠8ヶ月を迎えた頃、義母から「名前は任せて」と宣言されました。夫はその場で何も言わず、私のモヤモヤだけが膨らんでいった。出産を目前にしたある日、夫が取り出した一枚の紙が、すべてを変えました。

届いた名前候補ノート

妊娠を報告した日から、義母の張り切りようは目に見えて変わりました。ベビー服を段ボールいっぱいに送ってくれるのはありがたかったのです。

ある日、義母との電話の中で「孫の名前は私が決める」と当然のように言われ冗談かと思いました。けれど翌週には、画数や姓名判断をまとめたメッセージが届きました。夫に「お義母さん、本気みたいだよ」と伝えると、「聞くだけ聞いてあげなよ」と曖昧な返事。私の気持ちは置き去りのまま、義母の候補リストだけが増えていきました。

届かない言葉

私にも温めていた名前がありました。妊娠がわかった日、夫と2人で「この子にはこういう人生を歩んでほしいね」と話しながら浮かんだ名前です。でも義母に切り出すタイミングが見つかりません。週に一度届くメッセージには、新しい候補が並んでいます。私が「自分たちでも考えていて」とやんわり返すと、「最終的には見せてね、画数が悪かったら止めるから」。私の言葉は、義母には届いていないようでした。

テーブルに広げられた紙

出産予定日の1ヶ月前、義母が「最終候補を持ってきた」と自宅にやって来ました。テーブルに広げられた紙には、3つの名前がきれいな筆文字で書かれています。「この中から選んで」と微笑む義母に、夫がそっと口を開きました。「お母さん、名前はもう決まってるんだ」。鞄から取り出したのは、すでに名前が記入された紙。義母の笑顔がこわばり、リビングの空気がぴたりと止まりました。

そして...

義母は名前が書かれた紙をじっと見つめたあと、「そう」と一言だけ残し、筆文字の紙をゆっくりたたみました。その背中を、私は玄関から見送ることしかできませんでした。 

夫が書いていたのは、2人で決めた名前。義母に相談せず進めたことへの罪悪感はあります。けれど、この子の名前を決める権利は、親である私たちにあるはずです。

(20代女性・会社員)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

元記事で読む
の記事をもっとみる