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「ニンニク入りなら頼まなかった」表示を見落とし作り直しを迫った客。だが、店長が毅然とした対応をした結果

  • 2026.8.12
「ニンニク入りなら頼まなかった」表示を見落とし作り直しを迫った客。だが、店長が毅然とした対応をした結果

ランチタイムに呼び止められて

以前、カフェレストランでアルバイトをしていた頃のことです。休日の昼どきはいつも混み合い、その日も店内はほぼ満席でした。

料理を運んでいると、奥のテーブルに座っていた四十代くらいの男性から呼び止められました。

「ちょっと。このパスタ、ニンニク入ってるよね?」

男性の前には、すでに何口か食べたパスタが置かれていました。

「はい、こちらはソースにニンニクを使用しております」

そう答えると、男性はメニューを手に取り、不満そうな表情を浮かべました。

「そんなこと注文するときに聞いてないよ。これから人に会うんだけど。ニンニク入りなら頼まなかった」

私はメニューを確認しました。料理名の下には、使用している食材について簡単な説明があり、その中にニンニクの記載もあります。

「申し訳ございません。メニューにはこちらに記載がございまして……」

私が説明すると、男性は文字の部分を見て眉をひそめました。

「こんな小さいところまで普通は読まないだろ。じゃあ別の料理に替えてよ」

作り直しが可能か確認しますと伝えると、男性はさらに続けました。

「もちろんこれは代金に入れないよね?こっちが食べられないんだから」

店長が説明した店の対応

私だけでは判断できなかったため、すぐに店長を呼びました。

店長は男性の話をひと通り聞いたあと、メニューを確認しました。

「ご不快な思いをさせてしまい申し訳ございません。別のお料理への変更でしたら対応いたします」

その言葉に、男性は少し表情を緩めました。

しかし店長は続けました。

「ただ、こちらのお料理につきましては、ご注文どおりの内容でお作りしており、メニューにも使用食材を記載しております。そのため、申し訳ございませんが無料にはできません」

すると男性は再び声を強めました。

「だから、こんな書き方じゃ分からないって言ってるんだよ。店の説明不足だろ?」

店長は言い返すような口調にはならず、落ち着いて答えました。

「表記が分かりづらかったというご意見は、今後の参考にさせていただきます。ただ、今回のご注文については通常のお会計をお願いしております」

男性はしばらく納得できない様子でしたが、周囲にもほかのお客様がいることに気づいたのか、それ以上大きな声を出すことはありませんでした。

結局、別の料理への変更はせず、そのまま会計を済ませて帰っていきました。

男性が退店したあと、店長は私に「こういう判断が必要なときは、無理に一人で対応しなくていいからね」と声をかけてくれました。

お客様の不満を聞くことは大切ですが、すべての要求に応えられるわけではありません。相手の話を聞きながらも、店としてできることとできないことを落ち着いて伝える必要があるのだと学んだ出来事でした。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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