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「まだ車に当たったわけじゃないでしょう」ボール遊びをする子供。だが、注意した親の反応に絶句

  • 2026.8.12
「まだ車に当たったわけじゃないでしょう」ボール遊びをする子供。だが、注意した親の反応に絶句

何度も転がり込んでくるボール

私がまだ子どもだった頃、両親と新しい家へ引っ越したばかりの頃の話です。

家の前には車一台分の駐車スペースがあり、道路との間には門やフェンスもありませんでした。

住宅街の細い道路だったこともあり、近所の子どもたちが家の前で遊んでいることも珍しくありませんでした。

なかでもよく見かけたのが、向かいの家の子どもです。友達とボールを蹴って遊んでいて、勢い余ったボールが我が家の敷地へ転がり込んでくることが何度もありました。

最初のうちは、両親も「子どもだから仕方ないね」と特に何も言いませんでした。

しかし、ボールが駐車している車のすぐ横まで飛んでくることが増えると、さすがに心配するようになりました。

ボールを追いかけた子どもが、そのまま車の横まで入ってくることもあります。

当時買ったばかりだった車だけに、父も「いつかぶつかるんじゃないか」と気にしていました。

お願いしても返ってきたのは意外な言葉

ある日、またボールが車の近くまで飛んできました。

そのとき母は、向かいの家の親と顔を合わせた際に、できるだけ穏やかにお願いしたそうです。

「最近、ボールが何度もうちの駐車場まで入ってきているんです。車もあるので、できれば家の前では少し気をつけてもらえませんか」

母としては、遊ぶこと自体をやめてほしいというより、車の近くまでボールが来ないよう注意してほしいというつもりでした。

ところが相手は、あまり気にした様子もなく、

「でも、まだ車に当たったわけじゃないでしょう。子どもが遊んでいるだけですから」

と返してきたそうです。

母が「敷地の中まで取りに来ることもあるので…」と続けても、「ボールが入ったら取らないと仕方ないでしょう」と言われ、話はそれ以上進みませんでした。

実際に車へ傷がついたわけではありません。それでも、何か起きてからでは遅いと両親は考えました。

そこで後日、道路側との境目に低めのフェンスを設置することにしたのです。

完全にボールを防げるものではありませんでしたが、少なくとも子どもがそのまま駐車場へ入ってくることはなくなり、ボールも以前ほど車の近くまで転がってこなくなりました。

ただ、子どもだった私にも一つだけ腑に落ちないことがありました。

迷惑をかけている側ではなく、困っているこちらがお金を出して対策しなければならなかったことです。

両親は向かいの家と揉めることを望まず、その後もこの件を蒸し返すことはありませんでした。けれど、何度お願いしても「まだ何も起きていないから」と受け流されたことだけは、長い年月が経った今でも妙に記憶に残っています。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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