1. トップ
  2. エンタメ
  3. 【60代エンタメ】浦井健治主演ミュージカル『ゴースト』8月8日より開幕!あの映画の名シーンがよみがえる舞台に胸が熱くなる

【60代エンタメ】浦井健治主演ミュージカル『ゴースト』8月8日より開幕!あの映画の名シーンがよみがえる舞台に胸が熱くなる

  • 2026.8.12

1990年に公開された名作映画『ゴースト/ニューヨークの幻』を基につくられた、ミュージカル『ゴースト』が8月8日より東京・日比谷のシアタークリエでスタートしました。公演に先立ち、7日に公開舞台稽古と囲み取材が行われ、主演・サム役の浦井健治さん、モリー役Wキャストの星風まどかさんと竹内夢さん、オダ・メイ役の森公美子さんが登場しました。2018年に日本で初演されてから、2021年の再演に続き新たなキャスト迎え3度目の上演となる今回。それぞれの思いを語った囲み取材のコメントと共に、見どころをチェックします♪

主演・サム役の浦井健治さん 「人のつながり」を感じるエピソードも明かす

2026年バージョンのミュージカル『ゴースト』。1回目の公開舞台稽古を終えて、客席の泣いている様子も見受けられて、この作品は伝わるものが多いと思いました。 8年前の初演から色褪せず、人間の核となる愛や人とのつながりを描いている作品。心に響くものをみんなで作ってきましたし、そういうものをお客様にしっかりと届けられる作品という信頼も個人的にあります。

三度目となる再々演のお話を東宝さんから頂いた時は、本当にありがたい気持ちでいっぱいでした。それに応えられるようにと気持ちを新たにしました。シアタークリエの後、各地を回らせていただき、シアター1010では凱旋公演(9月26日・27日)もあります。この作品を通して多くの方にメッセージを伝えられることの幸せを感じながらお客様と共に、舞台を進めていけたらと思います。

初演から森公美子さんがオダ・メイ役を務めてくださるので、作品のテイストやカラーは変わりませんが、モリーとカールが今回はダブルキャストとなり、新しい風を吹き込んでくださっています。それぞれ全く違う個性で、星風さんは宝塚でトップスターとして活躍された方ですし、竹内さんはNHK Eテレ「おとうさんといっしょ」で、うたのおねえさんとして活躍なさって「いつかグランドミュージカルに出たい」と憧れて今回ついに夢を叶えたという方。そんな瞬間に我々が立ち会えたこともうれしいです。この作品とみんなそれぞれがリンクしていて、人とのつながりや愛といった生きることで大切なものを考えさせられるものになっているなとも思います。

人間誰しもがいつか死と向き合うわけですが、どう向き合い前向きに生きるかというのは、今の時代にすごく大切なメッセージだと感じております。この作品では「人は一人ではない」というメッセージを込めて、涙も温かく変えていこうという思いでやっています。 個人的な話ですが、シアタークリエという場所は、父が最後に僕の舞台を観てくれた場所なんです。ですので思い入れがあり、楽屋にいても最後に観てくれた感覚とか声とかを思い返してしまう劇場なんです。舞台は「時代を映す鏡」とも言われますが、繋がっていることを感じることも舞台のすごいところだと思っております。

カール役 Wキャスト/鈴木拡樹さん

8年前、僕が『エリザベート』でグランドミュージカルに初めて出していただいた時、帝国劇場の演出部の方でお世話になった方がいて、その娘さんが当時、楽屋であった時はとても小さかったのに、今演出部として活躍して舞台を引っ張ってくれています。繋がっていくものがあるなと感じました。 次に繋がっていくものをお届けすることで、お客様が勇気を持てたり、明日頑張ろうという活力になったり、何かしら持ち帰っていただけたらと思います。 2026年版のミュージカル『ゴースト』は、お化けの話(怪談)ですから、そういう意味でも夏なので涼みに(笑) ぜひ劇場に足をお運びいただけたらと思います。

モリー役Wキャスト/星風まどかさん 「生と死」を扱う大きなテーマに「自分自身も向き合って演じたい」

1回目の公開舞台稽古を終え、色々と課題はまだあるんですが、みんなで作り上げたミュージカルの初日が明日ようやく始まるのだなと思うと、緊張と期待で胸がいっぱいです。

この作品は「生と死」という、人間誰しもが向き合わなければいけない大きなテーマを持つ作品ですので、そういうところは重みを感じながら演じていきたいなと思っています。モリーがサムとの別れをどう受け取り、向きあっていくのか。その部分を大切に、モリーとしても私自身としても向き合って演じていきたいなと思います。

モリー役Wキャスト/竹内夢さん 初めての大きなミュージカル作品出演に「いい作品をお届けできるようにがんばりたい」

初めてこのような大きな規模のミュージカルを務めさせていただくのですが、今まで私が見てきた大先輩の方々と共演することにすごくワクワクしています。みなさんにたくさん力をもらいながら、私も先輩たちの背中を追いかけて、お客様にいい作品をお届けできるようにがんばりたいと思います。 グランドミュージカル出演の第一歩となる役が、とても難しい役だと感じています。『ゴースト』は普遍的な物語で、その普遍的なものを担当するのがモリー。誰しもが経験したことのあることと向き合うとき、演じる側は、けして嘘をついてはいけない部分がたくさんあって、お客様の心をつかまないといけない部分がたくさんあると思うので、そこは説得力を持たせるようにがんばらないといけないなと、この役が決まった時から思っていました。モリーはセリフがそんなに多くはありませんが、歌が多いので、歌でしっかりと物語を語りながら進めて、立ち直っていかないといけなません。そうした課題を、楽しんでがんばりたいと思っています。

オダ・メイ役の森公美子さん 大ファンの「カメレオン女優 ウーピー・ゴールドバーグ」の役に「幸せ」

先ほどの公開舞台稽古では、いろんな失敗があったんですけど、それが今度の糧になることを祈りたいです(笑) 映画でウーピー・ゴールドバーグさんが演じた役を、ミュージカル『天使にラブ・ソングを~シスター・アクト~』に続き、ミュージカル『ゴースト』でも今回またやらせていただくことになり、立て続けにウーピー・ゴールドバーグさんの役をやらせていただくことを奇跡だと思っています。私は大ファンなので、神様のいたずらかなと思ったくらい幸せです。

実は、30年ほど前に一度ニューヨークのデパートでお見かけしたことがあるんですよ。変幻自在のカメレオン女優と言われるくらい、いろいろな役を演じられていらっしゃるので、ウーピー・ゴールドバーグさんのオダ・メイ役に近づけるようにがんばりたいと思っています。

今回、熊本地震の募金箱を劇場にご用意させていただきました。私の主人の実家が熊本なので、もう本当に気が気じゃなかったんですけれども、私たちも「熊本、頑張れ!」と本当に心から思っております。

『ゴースト』は人の生死に触れる作品ですが、死の世界をデフォルメしてキレイにまとめているところもございますし、お盆の時期にやるのがふさわしいかなとも思います。ぜひ劇場に足を運んでいただければと思います。

ミュージカルで表現される映画の名シーンの数々は必見!

あの名作映画『ゴースト/ニューヨークの幻』を観たことがある人なら、印象に残っている数々のシーンがあると思います。ミュージカルでは、そんな名シーンがどのように表現されているのか気になる方もきっと多いはず。今回公開舞台稽古を観て感じたのは、「映画にはない舞台ならではの魅力」があるということでした。

サムが暴漢に襲われ、自分が死んでしまったことに気が付き、まわりに話しかけても伝わらず、誰からも気づいてもらえずにもがき苦しむ様子や、同じ状況のゴーストたちとの交流で「モノを動かす技」を習得するシーンには、思わず息をのんでしまいます。サムの言葉を聞きとれる霊媒師オダ・メイとの出会い、そして愛するモリーへ伝えたいことを代弁してもらうために必死なサムの様子に一緒になってヤキモキしてしまいます。

近くにいるのに恋人モリーに触れられない、悲しみに寄り添ってあげられない、助けてあげられない、様々な葛藤も丁寧に描かれています。

そしてなんといっても生の歌とダンスと音楽で展開されるミュージカル。ステップと歌声の振動が客席にいても体に伝わってくる圧倒的な迫力で一気に物語の世界観に引き込まれていきます。華やかでコミカルなシーンも、ダークな怖さを感じるシーンも芸術的な演出に目が釘付けに。そして感動的なラストシーンでは熱い涙が流れてしまうこと必至です。 ミュージカルで初めて『ゴースト』に触れる方は「映画も見てみたい」と思わせるような感動を体験するとともに、映画作品のファンの方には、新たな魅力を感じてますます記憶に残る名作となりそうです。

【ストーリー】 温厚で誠実な銀行員のサム(浦井健治)は、芸術家である最愛の恋人モリー(星風まどか/竹内夢)と幸せな日々を送っていた。ある夜、外出先から家路を辿る道中、モリーは「あなたと結婚したい」とサムに打ち明ける。これまで彼女が避けていた突然の結婚の話題にサムは戸惑いを隠せない。愛の言葉を求めるモリーに、曖昧な答えで濁すサム―――その時、暗がりから一人の暴漢が二人に襲いかかり、揉み合いになる。動転し狼狽するモリーの声が響き渡るなか、一発の銃声が夜の路地を引き裂いた。 男を追いかけるも取り逃したサムが、モリーの元へ戻ると、そこには彼の名前を呼び続け縋り泣くモリーと、血だまりに沈む自分の姿があった―――

【公演情報】 東京公演:2026年8月8日(土)~30日(日) シアタークリエ 愛知公演:2026年9月4日(金)〜6日(日)愛知県芸術劇場 大ホール 大阪公演:2026年9月11日(金)〜13日(日) 梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ 福岡公演:2026年9月18日(金)〜20日(日) 博多座 北千住公演:2026年9月26日(土)・27日(日) シアター1010 スタッフ 脚本・歌詞:ブルース・ジョエル・ルービン 音楽・歌詞:デイヴ・スチュワート&グレン・バラード 装置・衣裳:ジェームズ・ブラウン 演出:ダレン・ヤップ 共同演出:鈴木ひがし キャスト サム:浦井健治 モリー:星風まどか/竹内夢(Wキャスト) カール:鈴木拡樹/太田基裕(Wキャスト) オダ・メイ:森公美子 辰巳智秋、元榮菜摘、飯塚萌木、輝馬、加賀谷真聡、伊宮理恵、大谷紗蘭、坂口杏奈、千葉恵佑、友部柚里、畑中竜也、焙煎功一、広瀬斗史輝、福永悠二、吉田彩美 公式サイト https://www.tohostage.com/ghost/

この記事を書いた人 加藤文惠

これまで生活情報誌やファッション誌のWEB媒体、エンタメ媒体、アイドル誌などで記事を担当。近年は様々な媒体でK-POPアイドルのコンサートやショーケース、韓流ドラマ俳優のファンミーティングや韓国エンタメのイベントレポート、インタビュー、などを執筆。

元記事で読む
の記事をもっとみる

注目コンテンツ