1. トップ
  2. エピソード
  3. 「こんな高いもの、本当に大丈夫?」記念日にはいつも豪華な贈り物。だが、その裏で借金を重ねた恋人に別れを告げた瞬間

「こんな高いもの、本当に大丈夫?」記念日にはいつも豪華な贈り物。だが、その裏で借金を重ねた恋人に別れを告げた瞬間

  • 2026.8.11
「こんな高いもの、本当に大丈夫?」記念日にはいつも豪華な贈り物。だが、その裏で借金を重ねた恋人に別れを告げた瞬間

記念日のたびに増えていくプレゼント

以前付き合っていた恋人は、記念日をとても大切にする人でした。

誕生日や付き合った記念日になると、少し高価なバッグやアクセサリーなどを用意してくれて、私はそのたびに驚かされていました。

「こんな高いもの、本当に大丈夫?」

そう聞いても、彼はいつも笑って答えました。

「せっかくの記念日なんだから、気にしなくていいよ。」

最初の頃は、そこまでしてくれることが単純に嬉しかったのです。

ただ、付き合いが長くなるにつれ、少しずつ気になることも増えていきました。

食事の会計でカードが使えず、別のカードを出したり、「今月ちょっと厳しくて」と私に立て替えを頼んだりすることがあったからです。

それでも数週間後の記念日には、また高価そうなプレゼントを用意していました。

「無理して買わなくていいんだよ。」

私がそう言っても、彼は「大丈夫、大丈夫」と軽く流すだけでした。

テーブルに置かれていた何通もの封筒

付き合って二年ほど経ったある日、彼の部屋を訪れたときのことです。

テーブルの端に、カード会社や金融会社から届いたと思われる封筒が何通も重なっていました。

中身を開けたわけではありませんが、そのうちの一通には、目立つように「至急ご確認ください」と書かれていました。

それまで感じていた違和感が一気につながり、私は帰宅した彼に尋ねました。

「これ、支払い大丈夫なの?」

彼は一瞬黙ったあと、「別に、大したことじゃないよ」と答えました。

しかし私が、「前からお金がないって言っていたよね。ちゃんと話してほしい」と伝えると、彼はようやく事情を話し始めました。

カードの支払いが膨らみ、足りない分をキャッシングで補うことが増えていたこと。

さらに、遊びやギャンブルに使ったお金もあり、返済が苦しくなっていたこと。

そして、私へのプレゼントも、余裕のあるお金から買っていたわけではありませんでした。

「でも、ちゃんと返していけば大丈夫だから。」

彼はそう言いました。

私はそこで初めて、プレゼントの金額そのものよりも、苦しい状況を隠したまま「大丈夫」と言い続けていたことのほうが怖いのだと気づきました。

「ごめん。私はこのまま付き合い続けるのは無理だと思う。」

そう伝えると、彼は「もう無駄遣いしない。ちゃんと立て直すから」と何度も引き止めました。

ですが、その場で気持ちを変えることはできませんでした。

それまで嬉しかったプレゼントも、思い返せば彼に無理をさせていたのかもしれません。

高価なものを贈ってくれることより、お金のことを含めて正直に話せる関係のほうが、私には大切だったのだと思います。

その日を最後に、私は彼と別れました。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

元記事で読む
の記事をもっとみる

注目コンテンツ