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「玄関を開けてもらえませんか」壁を叩いてきた隣人。後日、突然の訪問に引っ越しを決意

  • 2026.8.11
「玄関を開けてもらえませんか」壁を叩いてきた隣人。後日、突然の訪問に引っ越しを決意

夜になると聞こえてくる壁を叩く音

数年前、私は妹と二人でマンションに暮らしていました。

住み始めてしばらくした頃、夜にリビングで話していると、隣の部屋との壁から「ドン」と大きな音が聞こえました。

最初は何か物をぶつけたのだろうと思っていましたが、それからも夜に少し大きな声で話したり、テレビを見ながら笑ったりすると、同じように壁を叩く音がするようになったのです。

「まただね…」

妹と顔を見合わせ、テレビの音量を下げることも増えていきました。

もちろん、深夜に騒いでいたわけではありません。それでもこちらの生活音が気になるのか、何度か壁を強く叩かれることが続きました。

次第に私たちは家にいても音を気にするようになりました。夜はなるべく静かに過ごし、友人を家に呼ぶことも控えるようになったのです。

管理会社に相談してみると

さすがにこのままでは落ち着いて暮らせないと思い、私は管理会社に相談しました。

担当者からは「生活音についての相談として、住人全体に注意喚起を出します」と説明されました。

特定の部屋を名指しするのではなく、共用部分の掲示板などを通じて、夜間の騒音に注意するよう案内してもらうことになりました。

その後しばらくは壁を叩く音も減り、私たちも少し安心していました。

ところが、数週間ほどたったある日の夜、突然インターホンが鳴りました。

モニターを見ると、隣の部屋の住人らしき男性が立っていました。

「少し話したいので、玄関を開けてもらえませんか」

私はドアを開けず、インターホン越しに用件を尋ねました。

すると男性は「最近、夜に話し声が聞こえることがある」と言いました。

私は「こちらも気をつけています。何かあれば管理会社を通していただけますか」と答えました。

しかし男性はその場をすぐには離れず、もう一度「直接話したいので開けてもらえませんか」と言ったのです。

その言葉を聞いた瞬間、急に怖くなりました。

壁を叩いていた相手が、夜に自宅の玄関前まで来ている。その状況だけで十分に不安を感じました。

「今日は開けられません。管理会社にお願いします」

そう伝えると、男性はしばらくして自分の部屋へ戻っていきました。

妹と相談し、引っ越すことに

その夜、妹と改めて話し合いました。

「このまま住み続けるのはちょっと怖いね」

私も同じ気持ちでした。

翌日、私は昨夜の出来事を管理会社にも報告しました。

担当者からは、今後は住人同士で直接やり取りせず、何かあれば必ず管理会社を通すようにと言われました。

それでも一度感じた不安は消えませんでした。

私たちはその日から新しい部屋を探し始め、契約などの手続きを進めた末、数週間後にマンションを退去しました。

引っ越すまでの間は大きなトラブルはありませんでしたが、夜になると壁の向こうを気にしてしまい、以前のようには落ち着けませんでした。

今振り返っても、壁を叩く音以上に怖かったのは、相手が突然玄関まで来て「開けてほしい」と言ったことです。

近隣トラブルでは、当事者同士で直接解決しようとせず、管理会社など第三者を通すことの大切さを実感した出来事でした。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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