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「やっぱり行きません」送別会の予約確定後にドタキャンする男。続く一文に感じた本音とは

  • 2026.8.10
「やっぱり行きません」送別会の予約確定後にドタキャンする男。続く一文に感じた本音とは

僕が教師をしていた頃の話です。

年度末の足音が近づき、職員室にもどこか慌ただしい空気が漂っていたときのことです。

その日の夜、僕は自宅で一息つきながらスマートフォンの画面を眺めていました。

開いていたのは、職場のグループメッセージ。

数日後に控えた送別会の出欠確認のやり取りが、ようやく落ち着いたところでした。

時計の針は、すでに夜の10時を回っています。

「これで人数の確定ができたな」と安心した矢先、画面にポンッと新着メッセージの通知が光りました。

送り主は、今年赴任してきたばかりの若い先生から。

夜のグループメッセージに投下された爆弾

『送別会、やっぱり行きません。会費も払いたくないのでキャンセルでお願いします』

目を疑うような一文に、僕の指先はピタリと止まりました。

すでに予約人数は確定し、お店に連絡も済んでいる状態。

あまりにも唐突で、身勝手なドタキャンの申し出でした。

すかさず、他の先生が戸惑いを滲ませたメッセージを返します。

『お店にも伝えてしまっているので、今からのキャンセルは難しいですよ』

大人の対応として、当然の返答です。

しかし、数分後に返ってきた言葉は、僕たちの常識を軽々と飛び越えるものでした。

『じゃあ誰か代わりに行けばいいですよね』

凍りついた画面と、残された後味の悪さ

その瞬間、グループチャットの空気が一気に重く、冷たく凍りついたのを感じました。

誰かが発言すれば角が立つ。かといって、同調することもできない。

結局、その日は誰もメッセージを返すことができませんでした。

結局キャンセル料は、他の先生方で少しずつ負担して穴埋めをすることに。

そして迎えた異動の日。

若い先生は何事もなかったかのように振る舞い、一言の謝罪すらありませんでした。

たった数行のメッセージ。

顔が見えないからこそ、そこには相手への配慮が如実に表れます。

気軽に送れる一言が、どれほど簡単に人間関係の糸を絡ませてしまうのか。

今でも当時の重苦しい空気を思い出してしまうのです。

 

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、60代・男性読者様の体験談をもとに記事化しています

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